【例文あり】営業職志望者が書くべきエントリーシートとは?|評価されるガクチカ、自己PR、志望動機を最新の営業採用トレンドをもとに徹底解説

「営業職のESを書き始めたけれど、自分の学生時代の経験が本当に評価されるのか不安」 「営業への熱意はあるけれど、それをどのようにビジネスの言葉で表現すればいいのだろうか」

とお悩みではありませんか? 成長意欲の高い皆さんは、ESを単なる通過点ではなく、自分のキャリアへの適性を測る最初の機会だと捉えていることでしょう。特に営業職は、企業の売上を左右する重要なポジションであるため、人事担当者もその適性を非常に厳しく見ています。

この記事では、「営業職で人事を唸らせるES」を書くための評価ポイント、具体的な構成、そして多くの学生が見落としがちな注意点を、実務的な視点から徹底的に解説します。

特に今回は、BtoB・BtoC、インサイド・フィールドという4つの営業タイプ別に、そのまま使える「ガクチカ」と「自己PR」の例文(計8パターン)を用意しました。この記事を読み終える頃には、あなたの経験を「入社後に活躍できる根拠」として論理的に組み立てる方法が明確になっているはずです!

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そもそも営業職とは?現代における4つの分類

一般的に「営業職」と聞くと、顧客と直接対面し、商品やサービスを売り込む姿をイメージしがちですが、現代の営業職は非常に多様化しており、その役割も複雑化しています。

営業職の最も本質的な役割は、「顧客の抱える課題を深く理解し、自社のリソース(商品・サービス)を活用してその課題を解決することで、企業の利益に貢献すること」です。単なる「セールス(販売)」ではなく、「ソリューション(解決策)の提供」が求められる、高度なコンサルティング能力が必要な職種だと言えます。

現代の営業職を理解するために、以下の分類とそれぞれの役割を把握しておきましょう。

顧客による分類(BtoB vs. BtoC)

●BtoB営業(Business to Business): 企業(法人)を顧客とする営業です。扱う商材はITシステム、広告、原材料、コンサルティングなど多岐にわたります。意思決定者が複数いることが多く、論理的な費用対効果の説明や、経営戦略レベルの仮説構築力が強く求められます。

●BtoC営業(Business to Customer): 個人(消費者)を顧客とする営業です。住宅、自動車、保険、金融商品などが代表的です。顧客の感情や潜在的なニーズに寄り添う共感性や、一対一での高い対人折衝能力が評価されやすい傾向にあります。

顧客アプローチ手法による分類(フィールドセールス vs. インサイドセールス)

特にSaaSなどのIT業界を中心に、営業プロセスが効率化・分業化されています。志望する企業がどちらのスタイルかによって、アピールすべき能力が変わります。

●フィールドセールス(外勤営業): 顧客のもとへ直接訪問し、対面で商談を行って契約を締結(クロージング)する役割です。提案書の作成、プレゼンテーション、価格交渉など、最終的な成約に導く力が求められます。

【主流の業界例】
・不動産・住宅・建設: 現地確認や高額な契約に伴う信頼醸成が必要なため。
・証券・銀行(対面): 富裕層向けなど、深い信頼関係と複雑な説明が必要な場合。
・メーカー(機械・素材)・医薬品(MR): 実物を見せる必要があったり、専門的な対面折衝が必要なため。

●インサイドセールス(内勤営業): 電話やメール、Web会議システムなどを利用し、非対面で顧客とのコミュニケーションを担当します。見込み顧客(リード)の状況をヒアリングし、商談のアポイントメントをフィールドセールスに繋ぐ、あるいはそのままWeb完結で成約まで持っていく役割です。

【主流の業界例】
・IT・SaaS(ソフトウェア): 形のない商材であり、画面共有などで説明が完結できるため。
・Web広告・マーケティング: クライアントが全国におり、スピード感が重視されるため。
・人材(HR)サービス: 企業の人事担当者に対し、効率的にアプローチする必要があるため。

「足で稼ぐ」は古い?営業職のトレンドと求められるスキル

「営業=きつい・足で稼ぐ・ノルマ地獄」というイメージを持っていませんか? 確かにそういった側面もゼロではありませんが、現在、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化や購買行動の変化に伴い、営業職のあり方は劇的に変化しています。

これから営業職を目指す皆さんは、「どの領域の需要が高まっているか」を知り、そこで評価される戦い方をESに落とし込む必要があります。

営業職の「需要トレンド」と必要なスキル

現在の転職市場や企業の採用動向を見ると、営業職の需要の大きさ(求人数や将来性)は、概ね以下の順になっています。

【需要トレンドの序列】 ① BtoB インサイドセールス > ② BtoB フィールドセールス > ③ BtoC インサイドセールス > ④ BtoC フィールドセールス

なぜこのような序列になっているのか、それぞれの背景と求められる能力の違いを見てみましょう。

1位:BtoB インサイドセールス(急上昇中)
背景: SaaS(クラウドサービス)等のIT業界が急成長しており、最も採用が活発です。データに基づいて効率的にアプローチするため、未経験でも論理的思考があれば活躍しやすい領域です。
評価ポイント: 「データ分析力」「仮説検証力」(闇雲に架電するのではなく、確率の高い顧客を見極める力)

2位:BtoB フィールドセールス(安定して高い)
背景: AIには代替できない「複雑な課題解決」や「信頼関係構築」が必要なため、依然として花形です。ただし、単純な商品販売はインサイドセールスに移行しているため、より高度な提案力が求められます。
評価ポイント: 「コンサルティング能力」「課題発見力」(顧客自身も気づいていない経営課題を指摘する力)

3位:BtoC インサイドセールス(マーケティングに近い)
背景: Web広告やSNSマーケティングと連動し、個人の見込み客を効率的に集める手法です。営業というより「Webマーケター」に近いスキルセットが必要とされます。
評価ポイント: 「Webマーケティング理解」「顧客心理の分析」

4位:BtoC フィールドセールス(縮小傾向・専門化)
背景: AmazonなどのECサイトやWeb完結型サービスの普及により、「人が直接売る」必要性が薄れています。住宅や保険など、高額で専門的な商材に限られつつあります。
評価ポイント: 「深い対人共感力」「誠実さ」(人間としての魅力)"

なぜ今、「ガッツ」よりも「課題解決能力」なのか?

かつては「何度も足を運んで顔を売る」「断られても粘る」といった『足で稼ぐ営業』が評価されていました。しかし、現代のESや面接では、単なる行動量だけをアピールしても「思考停止している」とみなされかねません。

その最大の理由は、「情報の非対称性」の解消にあります。

●昔の営業(情報の非対称性あり): 顧客は商品のことを知らない。 → だから、「商品説明をしてくれる人(御用聞き)」や「熱心に勧めてくれる人」に価値があった。
●今の営業(情報の対称性あり): 顧客は既にネット検索で、商品のスペックも競合他社との比較も知っている。 → だから、ただの説明員は不要。「私の会社の状況なら、どの商品を使うのが正解なのか(診断と処方)」を教えてくれる人に価値がある。

つまり、現代の営業職は「売り子」ではなく、「医師(ドクター)」のような役割へと進化しているのです。

医師が患者の症状も聞かずに「この薬を飲んでください!私は熱意があります!」と言っても信頼されませんよね。まず診察(ヒアリング)し、原因を特定(課題発見)し、処方箋を出す(解決策の提案)。これと同じプロセスが営業にも求められています。

ESを書く際は、あなたが「顧客の抱える課題(病気)を特定し、解決に導いた経験(治療)」があるか、という視点でエピソードを選定しましょう。

営業職で響く!志望動機と自己PRの具体的な書き方

ES選考を通過するには人事にとって魅力的な志望動機と自己PRが欠かせません。あなたの営業職への熱意をESに落とし込むために以下のステップで効果的かつ構造的に記述しましょう。

志望動機で重視すべき:「その企業でなければならない理由」の深掘り

志望動機は、自己PRと一貫性を持たせながら、「なぜ営業なのか」と「なぜその企業でなければならないのか」の二軸で構築します。論理的で分かりやすい志望動機を作成するために、PREP法(結論→理由→具体例→結論)のフレームワークを応用しましょう。

【Point/結論】:私が御社の営業職を志望する理由は〇〇です。(結論から述べ、インパクトを与える)
【Reason/理由】:その理由は、私が抱く「〇〇という社会課題の解決」には、御社の△△という独自ソリューションが最も不可欠だと考えるからです。(動機と企業独自の強みを結びつける)
【Example/具体例・経験】:さらに、私の持つ〇〇という強み(例:傾聴力)は、御社の営業スタイル(例:顧客深耕型)において、特に貢献できると確信しています。具体的には、〇〇の経験で~。(自己PRと接続する要素を簡潔に紹介する)
【Point/結論】:これらの理由から、御社で〇〇という貢献をしたいと考えております。(入社後の貢献意欲を再表明し、締めくくる)

志望動機の例文(BtoB営業:SaaS企業の場合)

「私が御社を志望する理由は自身の社会人としての目標である「中小企業のDX化の遅れを解決したい」を達成するために御社の環境が最も適していると思うからです。中小企業で勤務している父親がDX化が遅れているために生産の効率化ができず、長時間労働で悩まされているのを見て、自身では力になれることが少なく、歯がゆい思いをしてきました。社会人では父親のような人を少しでも減らすべく、課題解決のために直接現場の人と対話し、問題解決に並走することができる営業職に従事したいと思っています。その点で御社の提供する『顧客の課題に合わせモジュール選択式の柔軟なCRMツール』は画一的なパッケージ製品では対応できない、日本の多様な中小企業のニーズに最も寄り添い、問題を解決できると考えています。また大学でIT系長期インターンとしてインサイドセールスを経験した際、見込み顧客の潜在的な課題を徹底的にヒアリングし、最も適切なソリューションを提案する傾聴力を磨きました。この経験と、顧客の課題解決への強いコミットメントをもって、御社のプロダクトの普及に貢献し、日本企業の生産性向上に貢献したいと考えております。」

志望動機の例文(BtoC営業:住宅販売企業の場合)

「私が住宅販売の営業職を志望する理由は、人生における最も大きな決断である『住まい選び』を通じて、お客様の未来を設計するサポートをしたいからです。自身が10歳になるときに家族で一軒家を購入したのですが、営業の方が子供の私の要望も丁寧に聞いてくださり、全員にとって幸せな住まい選びを実現しようとしていた姿を見て、あこがれを覚えました。自身もその方のようにお客様の未来設計をサポートしたいと考えています。御社は、『地域密着型で、入居後の生活サポートまで含めたトータルコンサルティング』を徹底されており、単なる物件販売ではなく、お客様の『理想のライフスタイル』の実現を追求されています。私は、アルバイトで接客業を経験する中で、お客様が言葉にできない『本当に求めているもの』を察知し、先回りして提案する共感力に自信を持っています。御社の理念と私の強みは強く一致すると感じており、お客様の人生に寄り添い、真に価値ある住まいを提供することで貢献していきたいと考えています。」

【4パターン別】営業職の「ガクチカ」書き方と例文

「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」は、単なる自慢話の場ではありません。 企業が見ているのは「輝かしい実績」そのものではなく、その成果を生み出すに至った「思考と行動のプロセス」です。

Intern Streetが推奨する、評価されるガクチカの黄金フレームワークは以下の通りです。この構成に沿って書くことで、あなたの経験がビジネスで通用する「再現性のあるスキル」として伝わります。

【評価されるガクチカの構成(4ステップ)】
1, 結論(何に力を入れたか)
冒頭で「私は学生時代、〇〇に最も注力しました」と端的に伝えます。
2. 動機・背景(なぜ取り組んだか)
なぜその活動を始めたのか、当時どんな課題があったのか(Goal/Issue)を説明します。ここにあなたの「価値観」や「課題発見能力」が表れます。
3. 課題と行動(どう乗り越えたか)
※ここが最重要パートです。
直面した困難に対し、「なぜその解決策を選んだのか(仮説)」と「具体的に何を実行したのか(行動)」を記述します。精神論ではなく、PDCA(計画・実行・評価・改善)を回したプロセスを論理的に書きましょう。
4. 結果・学び(どうなったか・どう活かすか)
定量的な成果(数値)と、その経験から得た学びを述べ、入社後にどう貢献できるかで締めくくります。

上記を踏まえここでは、ガクチカの例文を4パターン提示します。そのなかから志望企業に近いものを参考にしてください。"

① BtoB × インサイドセールス志望 【アピールポイント:データ分析力、仮説検証力、効率化】

「Webメディア企業の長期インターンで、架電による新規アポイント獲得に注力しました。当初は1日50件架電してもアポ獲得率が1%未満と低迷していました。そこで『リストの質』と『トーク内容』に課題があると考え、過去の成約データを分析。ニーズが高い業界・規模の企業にターゲットを絞り、さらに相手の課題に応じた3パターンのトークスクリプトを作成しました。PDCAを回しながらリストとトークを改善し続けた結果、翌月には獲得率を4%まで向上させ、月間トップの成績を収めました。この『データに基づき効率的に成果を出す力』は御社のインサイドセールスでも活かせると確信しています。」

② BtoB × フィールドセールス志望【アピールポイント:論理的提案力、巻き込み力、信頼構築】

「学園祭実行委員として、協賛金集めの営業リーダーを務めました。例年、協賛企業が固定化し金額が伸び悩んでいたため、新規開拓に挑戦しました。単にお願いに回るのではなく、企業のメリットを提示する必要があると考え、学生へのアンケート結果を資料化。『御社の商品を若年層にPRできる場』としての具体的なプランを企画・提案しました。何度も足を運び、担当者の懸念点を一つひとつ解消することで信頼関係を構築した結果、新規5社からの協賛を獲得し、目標金額の120%を達成しました。この経験で培った『相手のメリットを考え抜く提案力』で御社の営業に貢献したいです。」

③ BtoC × インサイドセールス(マーケティング寄り)志望【アピールポイント:顧客心理の理解、トレンド把握、Web活用】

「アパレル店舗のSNS運用担当として、来店客数の増加に取り組みました。当初は商品の写真投稿のみで反応が薄かったため、フォロワーのインサイト分析を行いました。その結果、顧客は『商品』だけでなく『着こなしの悩み解決』を求めていると判明。そこで『体型カバー術』や『着回しコーデ』など、顧客の悩みに寄り添うコンテンツ発信に切り替えました。また、DMでの質問には即座に丁寧に対応し、ファン化を促進しました。結果、フォロワーは半年で3倍になり、SNS経由の来店が全体の2割を占めるまでになりました。この『顧客視点の分析力』を活かしたいです。」

④ BtoC × フィールドセールス志望【アピールポイント:対人共感力、傾聴力、誠実さ】

「個別指導塾のアルバイト講師として、生徒の退会率改善に取り組みました。退会理由の多くが『成績が伸びないことへの不安』にあると考え、授業だけでなく、生徒・保護者との『対話』を重視しました。授業後に毎回5分間の面談時間を設け、生徒の悩みや生活習慣を深くヒアリング。保護者には週1回の報告メールを徹底し、家庭での学習状況も共有してもらいました。一人ひとりに合わせた学習計画を作成し、不安に寄り添い続けた結果、担当生徒15名全員が志望校に合格し、退会者はゼロになりました。この『相手の心に深く寄り添う力』は、御社の営業でお客様の人生設計を支える上で活きると考えます。」

【4パターン別】営業職の「自己PR」書き方と例文

ガクチカが「経験のプロセス(どのように頑張れるか)」を問うものであるのに対し、自己PRは「あなたの強み(どんな武器を持っているか)」を問うものです。

Intern Streetでは、自己PRにおいても「結論から話す」論理的な構成を推奨しています。以下のフレームワークに沿って、あなたの強みが営業職としてどう役立つのかを証明しましょう。

【評価される自己PRの構成(4ステップ)】
1. 結論(私の強みは〇〇です)
冒頭で、あなたの強みを一言で言い切ります。
営業職の場合、「継続力」「傾聴力」「提案力」など、ビジネスシーンを想起させる言葉選びが重要です。キャッチコピーのように「泥臭い継続力」などと修飾語をつけるとより印象に残ります。

2. 根拠となるエピソード(いつ発揮されたか)
その強みが発揮された具体的な場面(アルバイト、部活、インターンなど)を簡潔に説明します。

3. 成果(強みによって何が起きたか)
その強みを発揮した結果、どのような良い変化や成果が生まれたかを伝えます。可能であればここでも数値を使いましょう。

4. 入社後の貢献(どう活かすか)
※ここが「採用」に繋がる最重要ポイントです。
その強みが、志望企業の営業スタイル(BtoB/BtoCなど)において、どのように利益に貢献できるかを明言します。「この強みがあるから、御社の〇〇という業務で成果を出せます」という「再現性」のアピールです。

① BtoB × インサイドセールス志望【強み:論理的思考力、修正力】

「私の強みは、目標達成に向けた『論理的な修正力』です。 所属するプログラミングサークルで、新入生勧誘のリーダーを務めました。当初、ビラ配りでの集客を行いましたが効果が出ませんでした。そこで、ターゲットである『未経験だが興味がある層』の行動を分析し、ビラ配りを中止して『未経験者向け体験会』のSNS運用に予算をシフトしました。クリック率等の数値を毎日確認し、SNSで発信する内容を微修正し続けた結果、前年比1.5倍の入会者を獲得しました。御社の営業においても、感情や勘に頼らず、数字に基づいた最適なアプローチを粘り強く実行し、成果に貢献します。」

② BtoB × フィールドセールス志望【強み:課題発見力、折衝力】

「私の強みは、相手のニーズを的確に捉える『課題発見力』です。 飲食店でのアルバイトリーダーとして、法人向けの宴会予約獲得に注力しました。近隣企業の幹事様との会話から、『予算内で満足度の高い料理を提供できるか不安』という潜在的な悩みを聞き出しました。そこで、店長と交渉し、法人限定の『予算調整可能なオーダーメイドコース』を考案。メニュー内容を柔軟に変更できる点を提案資料にまとめ、近隣オフィスへ営業を行いました。結果、リピート率80%を超える人気プランとなり、店舗の売上を昨年比120%に伸ばしました。御社でも、顧客の声を形にする提案力を発揮したいです。」

③ BtoC × インサイドセールス志望【強み:情報感度、発信力】

「私の強みは、相手の興味を惹きつける『発信力』です。 大学の広報インターンとして、受験生向けのブログ運営を担当しました。アクセス数が伸び悩む中、受験生の検索キーワードを徹底的にリサーチし、『綺麗な大学生活』よりも『リアルな合格体験記』や『失敗談』へのニーズが高いことに気づきました。そこで、在学生へのインタビュー記事を企画し、受験生の不安に寄り添うタイトルで配信しました。これがSNSで拡散され、月間PV数は当初の5倍である3万PVを達成しました。ユーザーが何を求めているかを敏感に察知し、適切な情報を届ける力で、御社のリード獲得に貢献します。」

④ BtoC × フィールドセールス志望【強み:親和性(ラポール形成)、誠実さ】

「私の強みは、初対面の人ともすぐに信頼関係を築ける『親和性』です。 百貨店の寝具売り場のアルバイトでは、お客様の睡眠の悩みに寄り添う接客を徹底しました。単に商品を説明するのではなく、『最近よく眠れていますか?』といった日常会話から入り、生活スタイルや健康状態まで親身になってお話を伺いました。お客様から『あなただから買いたい』と言っていただくことも多く、個人的な指名での来店数が店舗No.1になりました。高額な商品だからこそ、機能だけでなく『誰から買うか』が重要だと学びました。この誠実な対応力を活かし、御社のお客様のパートナーとして活躍したいです。」

【必須】営業職のES作成における3つの注意点

高い評価を得るためには、多くの学生が陥りがちな落とし穴を避けることが重要です。熱意を見せるために以下の3点に気を付けて記述しましょう。

注意点1:精神論や熱意だけで終わらせない「数値」と「論理」の重要性

「誰にも負けない熱意があります」「人一倍努力しました」といった精神論は、ESではそこまで高い評価対象にはなりません。
営業職は成果が数字で測られる世界です。ですから以下の点を徹底してください。

・成果は必ず数値化する: 「アルバイトで大きく貢献した」ではなく、「売上を前年比150%に引き上げた」「顧客からのクレーム率を10%減少させた」のように、具体的なインパクトを数値で示しましょう。
・行動の背景には論理を: なぜその行動をとったのかを、「〇〇というデータ分析の結果、ターゲット層のニーズが△△だと分かり、それに合わせて提案内容を変更した」というように、論理的な根拠を持って説明することが求められます。

注意点2:協調性アピールではなく「推進力」と「主体性」を強調する

協調性や周囲との和を保つ力は大切ですが、営業職のESではそれだけでは不十分です。営業は、目標達成のために周囲を巻き込み、時にはリードして物事を推進する力が求められます。
「チームのムードメーカーだった」ではなく、「チームの士気が下がった際、私が主体的に目標を見直し、新しい施策を提案・実行し、チームの達成意欲を再燃させた」といった、能動的に働きかけたエピソードを強調しましょう。

注意点3:自己流の解釈ではなく、企業が求める営業スタイルを理解する

企業ごとに、新規開拓を重視するのか、既存顧客の深耕を重視するのかなど、営業スタイルは大きく異なります。

企業研究の徹底: 企業が掲げるビジョンや事業戦略、採用ページで語られている「求める人物像」を深く分析し、その企業の営業スタイルにフィットする能力をアピールしましょう。「御社の〇〇という顧客課題解決型の営業に、私の〇〇という傾聴力が活かせると考える」といった形で、企業への理解度を示してください。

実績で差がつく!長期インターンで営業力を磨く

ここまで、営業タイプ別のES攻略法をお伝えしてきました。 しかし、読み進める中で「自分には書けるような数値実績やエピソードがない…」と不安になった方もいるかもしれません。

もし、あなたが「ESで確実に通過できる強力な実績が欲しい」「入社前から営業としての実力をつけたい」と思うなら、長期インターンが最強の近道です。

長期インターン経験が就活に圧倒的に強い理由

学生アルバイトとは異なり、社員と同じ目線で「ビジネスの目標と責任」を持って働くことができる長期インターンでは、以下の経験が自然と身につきます。

・「相手の課題解決」の実体験: 実際に顧客へヒアリングを行い、提案して契約を取るプロセスを経験できます。
・数値に基づいた実績: 「テレアポ成約率〇%改善」「売上〇〇万円達成」など、ESで目を引く具体的な数字が手に入ります。
・4つの営業タイプの理解: 自分が「BtoB向きかBtoC向きか」「インサイドかフィールドか」を、実務を通じて見極めることができます。

これはまさに、ESで求められる「再現性」を裏付ける強力な根拠となるのです。そして、この経験は就職活動で有利になるだけでなく、長期的にあなた自身の市場価値を高めてくれます。

そのうえで現在Intern Streetでは以下のような企業を自信をもっておすすめしています。

【本田圭佑氏が出資希望!】マウスピース歯科矯正の革新企業での長期インターン:株式会社Oh my teeth

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株式会社Oh my teethは、マウスピース歯科矯正を基軸に、矯正従来の歯科矯正が抱える「高い・面倒・続かない」という課題をテクノロジーで解決し、全く新しい顧客価値を創出する企業です。

主力サービスのマウスピース矯正サービスでは、前歯の部分矯正を対象とした「Basicプラン(33万円)」と、奥歯を含む全体の矯正に対応する「Proプラン(66万円)」という明朗会計を設定し、追加料金への不安という従来の歯科矯正の課題を解決しています。また同社はインサイドセールス、マーケティングにも強みを持っており、元サッカー日本代表で現在はエンジェル投資家として活躍する本田圭佑氏などから高い評価を受けています。

同社でのセールスインターンは、主にBtoBのインサイドセールスで、見込み顧客との最初の接点を担い、Oh my teethの魅力を伝えながら最適なプランを提案いただきます。データ分析に基づいた営業戦略立案にも関与できるポジションです。


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【SNSフォロワー総数900万人超】国内最大級の留学支援サービスでの長期インターン:株式会社ブルード

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株式会社ブルードは動画メディアを基盤として、インバウンド(訪日)とアウトバウンド(海外渡航)の両面で留学支援を行なう企業です。

主力サービスの「StudyIn」では世界20カ国以上へ留学する日本人や中高大の団体に留学前・中・ご帰国までを一気通貫でサービス提供をします。留学コンサルティング、渡航前の無料語学サービス、留学先での手厚い現地サポート、帰国後のお仕事探しまで、お客様のライフプランの達成にコミットしています。

ブルードの最大の強みは、自社で運営する動画メディア!合計6つのYouTubeチャンネルを運営し、SNSの総フォロワー数は900万人を超えています。

現在ブルード社ではインサイドセールス、フィールドセールスそれぞれで長期インターン生を募集しています。
インサイドセールス
留学AXサービス『StudyIn』および新規事業(企業・法人向け語学研修事業)のインサイドセールスをお任せします。
【業務具体例】
・業務のAX、DX化
・アポ取得数(率)の増加に向けた企画から実行
・アポキャンセル数(低下)に向けた企画から実行
※将来的には複数メンバーのマネジメント業務にも携わっていただきます

●フィールドセールス
留学AXサービス『StudyIn』の留学エージェントとして、留学希望者へのコンサルティング、留学準備のサポートなどを担当していただきます。留学生の夢を叶えるパートナーとして、ニーズに合った留学プランを提案し、彼らの人生を変える貴重な経験を支える役割です。
【業務具体例】
・留学希望者からの問い合わせ対応、面談調整
・オンライン面談を通じたニーズのヒアリングと最適な留学プランの提案
・留学に必要な学校手続き、ビザ申請などの準備サポート
・顧客ニーズと留学プログラムのマッチング


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【求グローバル人材】世界有数のドローンビジネス開発企業での営業・採用インターン:テラドローン株式会社

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テラドローンはドローンや空飛ぶクルマなどの次世代エアモビリティのハード・ソフト・サービスの開発、提供をグローバルに行なう企業です。

欧州、中東、東南アジアなどに拠点を置き、主に事業者向けにドローンの機体・管理運行システム、ドローンを用いた各種サービス(測量、メンテナンス、農地管理など)を提供しています。

現在テラドローンではインサイドセールス職で長期インターン生を募集しています。リスト構築からリード獲得、アポイント獲得、セミナー運営、営業支援、新規事業企画など、幅広い業務に携わり、ドローンビジネスの全体像を理解できます。

【業務具体例】
・ドローンを用いたソリューションの提案
・見込み顧客への電話営業によるアポイント獲得
・マーケティング活動(セミナー企画・運営など)
・営業チームの支援業務
・新規事業の企画、立案と実行


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