長期インターンの志望動機 虎の巻 ~なぜ志望動機は聞かれるか?どう志望動機を考えればいいのか~
長期インターンの合否を分ける最大の要素は「志望動機」です。「書き方が分からない」「未経験で通用するか不安」と悩んでいませんか?実は、企業はスキル以上に、あなたの将来性=ポテンシャルを見ています。
この記事では、数多くのESを審査してきた採用担当者の視点から、受かる志望動機の書き方を完全ガイド。評価を下げるNG例の回避法から、目的別の具体的な例文テンプレートまで徹底解説します。スキル不足を熱意でカバーし、採用担当者に「会いたい」と思わせるためのテクニックを凝縮しました。これを読んで、自信を持って応募に踏み出しましょう。
【長期インターン初心者歓迎!】三菱地所と開催するスタートアップとのミートアップイベント
2026年2月17日 17時-19時 丸の内でお待ちしています!
Intern Streetと三菱地所が共同で実施するスタートアップと学生のミートアップイベント。
三菱地所が運営するイノベーションハブ施設に入居するスタートアップとの交流を通じて、日系スタートアップの最先端を感じてください。
またこのイベントでは参加する企業すべてが長期インターン生を募集します。「話を聞くだけ」大歓迎!ぜひスタートアップと交流してみてください。
はじめに:なぜ志望動機が最重要なのか?
結論から言うと、長期インターンの採用可否を決める最も重要な要素は「志望動機」です。 なぜなら、長期インターンは基本的に「ポテンシャル採用」だからです。
ポテンシャル採用とは、現時点のスキルそのものよりも「その人が将来どれだけ成長するか」を予測し、その可能性に期待して採用を決めること。 そして、企業がその「将来の成長」を評価する際、最大の判断材料となるのが志望動機なのです。
本記事では、この採用担当者の視点を解き明かしながら、あなたのポテンシャルを最大限に伝え、内定に近づく志望動機の作り方を伝授します。
企業が志望動機を聞く理由
企業が長期インターン生を採用する際、主に評価しているのは以下の2点です。
・スキル(技術)
・マインド(姿勢・価値観)
企業はこの2軸を通して、「この学生が自社で活躍している具体的なイメージ」を持てるかどうかを判断しています。
特に志望動機において重視されるのは、2つ目の「マインド」の要素です。応募者の仕事に対する姿勢や熱量を知るために、企業は志望動機をきいています。
長期インターン初心者こそ、志望動機での勝負となる
実務未経験の学生が、最初から企業が求めるレベルのスキル(例えば、高度なデータ分析能力や、SEO戦略からコンテンツ制作まで完遂できる能力など)を持っていることは稀です。
しかし、スキルが足りないからといって不採用になるわけではありません。 前述の通り、企業は「スキルとマインド」の総合点で評価します。つまり、現時点でのスキル不足は、圧倒的な「マインド(熱意・姿勢)」で補うことができるのです。
「未熟でも貢献したい」「必ず成長して戦力になる」という前のめりな姿勢を示し、採用担当者に「この学生なら成長して活躍してくれそうだ」とイメージさせることが、内定への近道です。
実は評価を下げる?ありがちなNG志望動機 3選
志望動機に絶対の正解はありませんが、「これは避けるべき」というNGパターンは存在します。 ここでは、よくある失敗例を3つのタイプに分けて解説します。
華やかな業務しか見ていない「キラキラ系」
【NG例】
以前ビジコンに出場した際に、社会的課題を見つけて解決できる施策を考えるのが楽しかったため、実際のビジネスの現場でもやってみたいと思い貴社の企画インターンを志望しました。
【何がダメ?】 「やりたいこと」ばかりが先行して、華々しい業務以外に目が向いていない点です。 この内容では、採用担当者に「企画以外の仕事はしたくないのね」と解釈されてしまいます。
実際のインターン業務は、華やかな企画ばかりではありません。地道にコツコツ進める作業や、一見雑用に見える業務も必ずあります。 そのため、キラキラした動機だけでは「華やかな部分はやるだろうが、泥臭い仕事はやってくれなさそうだ」と判断され、不採用に直結してしまいます。
【改善のヒント】 やりたいことを主張するのは悪いことではありません。むしろ、その意欲は評価されます。 重要なのは、やりたいことを明確にしつつ、「地道にコツコツと手を動かす部分も含めて、泥臭く挑戦したい」という覚悟をセットで伝えることです。
長期インターンをする目的が具体的でない「ふわふわ系」
【NG例】
現在、新卒ではコンサルティングファームに入りたいと思っていますがまだまだコンサル業界で求められるビジネススキルを持っておらず、またコンサル業界での仕事へのイメージが湧きません。そこで今回のインターンではビジネススキルを身に付けると共に、コンサル業界での仕事のイメージを持ちたいと考えています。
【何がダメ?】 最大の問題は、長期インターンで「何をしたいか」が具体的でないことです。 特に「ビジネススキルを身につけたい」という表現は抽象的すぎて、何も言っていないのと同じです。例えば、「正しいロジックを主張しても相手を納得させられなかった経験から、相手の立場に向き合うことを忘れず、具体的な将来ビジョンを一緒に描き、説得することが出来るスキルを身に付けたい」といったレベルまで詳細に落とし込んで説明する必要があります。
長期インターンでやりたいことが「ふわふわ」していると、企業はどういう仕事を任せて良いのか、会社の環境と長期インターン候補者の目的が適合するのかが分からないため「その企業で働いて活躍する具体的なイメージ」から外れてしまい落選やミスマッチに繋がりやすいです。
【改善のヒント】 企業にどんな業務を任せてほしいか、インターンを通じて「どんなスキルや経験を、どのように得たいか」を具体的に伝えることを心がけましょう。これをするには企業分析が欠かせません。自分ひとりで進めにくい場合は、長期インターンのエージェントや周りの先輩などを頼るのがおすすめです。
企業理解が薄い「ペラペラ系」
【NG例】
自分は社会的課題をビジネスによって解決したいと考えています。その中で、大学の授業で学んだ経験から、医療分野における課題を解決したいと考えており、医療業界で活躍する貴社で長期インターンをしたいと考えています。
【何がダメ?】 自分の興味ある領域(医療)であることは伝わりますが、「なぜ他社ではなく、その会社なのか」という特別性が全く伝わりません。これでは「医療系の会社ならどこでもいいのでは?」と解釈されてしまいます。
もちろん、これでも「働くイメージ」はある程度湧くかもしれません。しかし、他にも候補者がいる場合や、高い熱量を求める企業の選考では、「どうしてもこの会社がいい」という想いが強い人に負けてしまいます。
【改善のヒント】 最低限、HPやプレスリリースを読み込む、アプリ・サービスを実際に利用するなどしてリサーチを徹底しましょう。 その上で、単なる業界への興味だけでなく、その企業の理念・ミッション・ビジョンへの具体的な共感を伝えることが重要です。この際にも自分ひとりで進めにくい場合は、長期インターンのエージェントや周りの先輩などを頼ることを推奨します。
採用担当者に響く志望動機の伝え方
採用担当者に「自社で活躍するイメージ」を持ってもらうためには、以下の4つの要素を必ず盛り込みましょう。
・長期インターンの目的(その根拠)
・インターンでやりたい具体的な業務
・その企業を選んだ理由(他社ではダメな理由)
・そのインターンにかける熱意
この4要素をベースに、目的に合わせて構成を調整します。以下にパターン別の例文とポイントを紹介します。
パターンA:「ビジネス・業界を知るため」に参加したい場合
【例文】
私はメディア業界で求められる人物像やメディア業界で働くことへのイメージを得るために御社の長期インターンを志望します。
私は将来的に「人のライフスタイルをより良いものにする」というビジョンを持っておりその達成のためにメディアという手段が最適だと考えています。御社のインターンは「○○」というメディアの運営全般に一貫して関われるということで私の業界理解にしている上、「▲▲」という理念に共感したため是非挑戦したいと思いました。
私は日頃から貴社のメディアが主として取り上げる★★をチェックしており、また大学のレポートを始めとして3000文字~5000文字の文章を書く機会が多く文字を書くことに抵抗が少ないため、貴社の「〇〇」の発展にも寄与できると考えております。
【解説】 「ビジネス・業界を知るため」に参加する人が推すべきポイントは、「自分が情報を得たい」という動機の部分です。 そのため、「なぜその知識を得たいと思ったのか」という根拠を明確に提示することをおすすめします。
今回の例文では、「将来の夢(ライフスタイルの向上)の実現手段として、メディアが合っているか確認したい」という目的を軸に、志望動機を組み立てています。
このタイプの人にありがちな失敗は、以下の3点です。
・長期インターンをする目的が弱い「ふわふわ」系の発想になること
・業務の華やかな側面しか見ない「きらきら」系の発想になること
・情報や経験を貰うだけの「Take思考」になり、企業への「Give思考」が抜けていること
これらの落とし穴にはまらないためにも、基本の4要素に加えて、以下の点を意識して書いてみてください。
・なぜその情報・知識を得ようと思ったのか
・自分の強みを活かして、どう貢献(Give)していきたいか
・「目的のためなら何でもやります!」という熱意
パターンB:「スキル・経験を身につけるため」に参加したい場合
【例文】
今回私はマーケティングに必要なビジネススキルを得るために御社の長期インターンを志望します。
私はマーケティングという職種に興味があったため大学でマーケティングの授業を取っておりますが、そこで得られるアカデミックな情報以外にも実際のビジネスに根付いたスキルを得たいと思っています。御社は○○領域と言う新規市場を開拓しているため市場開拓に於いて用いられるマーケティングスキルを学べる場と考えました。
私はマーケティングの用語など最低限の素養は身に付けておりますし、中高6年間のバレーボール部での活動から地道にコツコツと何かをすることに抵抗が無いため、貴社でもまずは地道な業務からコミットしてスキルを身につけていこうと考えています。
【解説】 「ビジネススキル・経験をつけるため」に参加する人が推すべきポイントは、以下の2点です。
①「なぜそのスキルを学ぶ場所が、その企業でなくてはいけないのか」(特別性)
②「具体的にどのようなスキルを身につけたいか」(中身)
今回の例文では、「新規市場を開拓している」という企業の特別性に触れつつ、「まずは地道な業務からマーケティング技術を学んでいく」という具体的なプロセスを提示しています。
このタイプの人にありがちな失敗は、以下の3点です。
・なぜその企業を志望したかが薄い「ぺらぺら」系の発想になること
・スキルを得ること(Take)ばかり考え、企業への貢献(Give)を持っていないこと
・得たいスキルを明確にせず、教育プロセスを企業に丸投げする姿勢を見せること
これらの落とし穴にはまらないためにも、基本の4要素に加えて、以下の点を意識して書いてみてください。
・長期インターンを通じて、どのようにスキルを得るつもりか
・なぜその企業でなくてはいけないのか
・その企業にどのように貢献する予定か
パターンC:「自分のスキル・経験を試すため」に参加したい場合
例)
今回私は独自に得てきたマーケティングの知見をビジネスの場で活かしたいと思い貴社の長期インターンを志望しました。
私は大学入学当初からビジネスに興味を抱き、〇〇大学のビジネスサークルで活動しています。そのサークル内では主に広告の分析を通してマーケティングの研究をしています。また大学でも統計データ解析などのマーケティングに関わるスキルの講義を受講しております。
一方でマーケティングのケーススタディで考えた際に、自分の施策が実際に消費者の行動をどのように変容させるのかまでは確かめることが出来ないもどかしさがありました。ですので実際のビジネスの場で消費者の行動を変容させることに挑戦したいと思います。
今回、貴社の▲▲という事業領域に対して××するというアプローチに興味を抱きましたので是非貴社の長期インターンに参加したいと思います。
「自分のスキル・経験を活かすため」に長期インターンをする人が推したいポイントは、既に持っているスキル・経験をどのように活かして行きたいか、という挑戦への意欲の部分です。これを多角的な視点から考えて述べることをお薦めします。
【解説】 「自分のスキル・経験を活かすため」に参加する人が推すべきポイントは、「既に持っているスキル・経験をどう活かしたいか」という挑戦への意欲です。 これを説得力を持って伝えるには、「過去・現在・未来」という3つの時間軸で整理することをおすすめします。
・現在: 自分の持つスキル・経験の魅力や価値
・過去: スキル習得の過程で学んだことや、感じた課題(もどかしさ等)
・未来: そのスキルを使って何を実現したいか、今後どう成長したいか
この3つの視点を組み合わせることで、単なる自慢ではなく、納得感のある「挑戦の意欲」として伝わります。
このタイプの人にありがちな失敗は、主に以下の3点です。
・スキルや経験が抽象的で、レベル感が伝わらないこと
・スキルや経験の「自慢」になってしまうこと
・なぜその企業を志望したかが薄い「ぺらぺら」系の発想になること
これらの落とし穴にはまらないためにも、基本の4要素に加えて、以下の点を意識して書いてみてください。
・自分のスキル・経験を、具体的かつ客観的に説明して魅力付けする
・スキル・経験について、自分が感じている課題や想いを述べる
・そのスキルを活かす場として、なぜその企業が最適なのかを説明する
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