長期インターン1年目の教科書(1: 入社前の心構え編)

長期インターンの採用、おめでとうございます!
ビジネスパーソンとしての第一歩を目前に控え、期待に胸を膨らませる一方で、「失敗したらどうしよう」「どうやったら活躍できるんだろう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

・インターン先が決まり、数日後から初勤務を控えている方
・いままさに長期インターン先で日々仕事に取り組んでいる方

上記の方に向けて、長期インターンを通して成長し活躍するために意識すべきポイントについて解説します。

ぜひ本記事を日々の仕事に活かしてみてください!

「当たり前」が一番大事!長期インターンで信頼されるための4つの基本ルール

1. SNSの取り扱いに注意!「うっかり」が命取り

今の時代、最も気をつけたいのがSNSへの投稿です。

社内の情報は「非公開」が原則。クライアントの名前、社員の個人情報、会議の資料、PC画面、まだ世に出ていないプロジェクトの話などは絶対にNGです。
一部伏字やモザイクをかけてもたいてい特定されてしまいます。

写真撮影は許可を得てから! 「オフィスの雰囲気が良いから」と勝手に自撮りや風景をアップするのも控えましょう。

企業の機密情報を漏洩させてしまうと、あなた自身の信用だけでなく、大学や企業にも多大な迷惑がかかります。

2. 服装は「事前に確認」してミスマッチを防ぐ

「私服OK」という言葉を鵜呑みにして、初日にラフすぎる格好(ミニスカート、サンダル等)で行くのはリスクがあります。

「オフィスカジュアル」の範囲を確認し、ジーパンはOKか?サンダルはNGか?など、迷ったら事前に担当者へメールで聞いておくのがスマートです。


3. 「遅刻しない」は社会人の最低マナー

遅刻は、相手の命を削っているのと同じです。1分の遅刻でも信頼は大きく削られます。

5〜10分前行動を意識!初出社は道に迷うこともあります。余裕を持って到着しましょう。

連絡はできるだけ「電話」で即座に行いましょう。電車遅延など、やむを得ない場合は「遅れると分かった瞬間」にすぐ連絡を入れましょう。

4. メール・チャットは「24時間以内」に返信する

オンラインでのやり取りが多いインターンでは、レスポンスの速さが「仕事の速さ」と直結します。

最低でも1日以内に返信し、どんなに遅くとも、24時間以内には何らかの反応を返すのが鉄則です。

返信内容が定まらない場合も、「確認しました」の一次返信をしておきましょう。 すぐに答えが出ない内容でも、「確認いたします」と一言返すだけで相手は安心します。

信頼を得るためにまずはGiveする

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長期インターンを始めたての方、また新卒で入社して社会人になりたての方からよく上がってくる声としてあるあるなのが、

「やりたい業務を任せてもらえない」
「なんだか居心地が悪い」

といったものです。

このような嘆きの根本原因として、多くのケースでは信頼が足りていません。

面白い仕事を任せてもらうためには、周囲から信頼されることが必要です。
自分にとって居心地のよい仕事環境を作るためにも、信頼が重要になってきます。

どうすれば信頼を獲得できるのでしょうか?

長期インターン1日目からできる信頼獲得方法は、「自分からGiveする」ことです。


Giveの具体事例

・朝オフィスに着いたら、自分から積極的に挨拶する
・誰かが重いものを運んでいたら手伝う
・エレベーターから降りるときはボタンを押し、他の人が先に降りられるようにする

また、

・ミーティングに同席したら、自分から積極的に議事録を取って皆に共有する

・任された仕事を、期限よりも早く仕上げる(例:2日以内と言われた仕事を、2時間後に提出する)

・自分が最初につまづいた点をメモしておき、自分の後輩が入ってきたときの後輩指導に生かせるようにしておく

・上司・先輩に対して、フラットな目線から気付いたこと(フィードバック)を伝える

といった事も「Give」「信頼」を得る行動といえます。

塵も積もれば山となる。

長期インターン1日目からできるGiveはたくさんあります。常に「何か自分にできることはないかな?」と考え、積極的にGiveしましょう。

Giveを続けることで周囲から信頼され、「○○さんの好きにしていいよ」状態になると、仕事は一気に面白くなります。長期インターンの居心地も非常に良くなるため、ぜひ自分にできるGiveから初めてみてください。

仕事の意義を考える

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長期インターンを初めてすぐの頃は、一見意味の無いような地味な仕事を任されることもあるでしょう。

そんな地味な業務にこそ、チャンスが詰まっています。

先輩の商談に同席すれば、先輩がこれまで培ってきた仕事のコツを間近で学べます。

商談の同席後に目を輝かせながら、

「あの時なぜあの質問をしたんですか?」

「今回の商談のポイントはどこだったんでしょうか?」

など質問すれば、きっと先輩はこれまで培ってきた仕事の秘訣を教えてくれるでしょう。
(成長意欲が高くて仕事熱心な後輩だな、と先輩から評価してもらえる可能性も高まります

議事録をまとめる仕事であれば、

・今この会社にはどんな課題があるのか
・会議の参加者の中で誰が一番視野が広いか
・どんな発言が全体の空気を変えるのか

などが見えてきます。

議事録を取りながら会議に参加することで、議論の流れ全体を把握しながら、メモを取りつつ考える、といったマルチタスクの能力も身に付きます。

書類をシュレッダーにかける仕事であれば、シュレッダーにかけるほどの重要書類(他のインターン生にはアクセスできないような重要情報)を見ることができ、自分の視野を広げるチャンスになります。

視野の広さは、将来何か新しいことを上司に提案する際だけでなく、日々の自分の仕事をする際にも役立ちます。

リストに沿って上から電話をかける業務であれば、電話の度にPDCAを高速で回すことができるため、コミュニケーション力を爆速で伸ばすことができます。

また、電話相手から相手が思っている課題をヒアリングすることで、上司が気づいていない(けれども重要な)課題を発見できる可能性もあります。

ぜひ地味な業務にも自分なりに意義付けし、目的意識を持って取り組んでください。

「地味だからこそやりたいんです!」と思えるくらいの目的意識が持てるといいですね。

コトに向かう

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仕事では自分に向かうのではなく、コトに向かいましょう。

「コトに向かう」とは、目的達成に意識を集中することを指します。「自分に向かう」のと「コトに向かう」のは似て非なるものです。

以下にて、具体的な事例を用いながら両者の違いについて解説します。


自分に向かう例

「こんなこともできないって思われたら恥ずかしいから、他の人に頼らないで自力で解決しよう」
「怒られるの嫌だから、ミスを報告しないでおこう」
「他の人が困っているけど、自分の担当外のことに口出してるって思われたくないから、気付かなかった振りしよう」

また、以下のような行動も「自分に向かう」例になります。

「本当は○○の理由で○○の方がいいと思うけど、上司・先輩に指摘して雰囲気悪くなったら嫌だから、黙っていよう」

「周囲のインターン生がすごすぎて、劣等感を感じる…。悩んじゃって仕事に手がつかない」

「さっきのミーティングで一言も発言できなかった、自分って駄目かも…。自分のことに気を取られて、目標達成に必要な行動に集中できないよ…」

一方で「コトに向かう」場合だと以下のようになります。

コトに向かう例

「目的達成のために、どんどん人の力を借りよう」
「ミスをしてしまったかもしれないから、出来るだけ早く報・連・相しよう」
「チームの目標達成のために、自分の仕事でなくても他の人が困っていたら助けよう」

また、以下のような行動も「コトに向かっている」例になります。

「相手が誰だろうと関係なく、コトに向かって発言しよう」

「自分の実力や、自分がどれだけ貢献したかは関係なく、目標達成のために今自分ができることを全力しよう」

自分に向かうよりも、コトに向かって仕事をした方が面白いし、大きな成果を出せます。

また、自分の成長を気にして悩むよりも、目標達成に向かって仕事に没入する方が、結果的に成長しやすいです。(成長のパラドックスと言われています)

また、周囲との対立の観点でいえば、成功しているチームほど(コトに向かった発言での)対立は多いです。コトに向かっている限り対立は歓迎されます。

見られているのは仕事の成果であって、良い意味であなたのことは見られていません。周りの目や自分自身の恐れは気にせず、コトに向かって没入してください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

仕事をする上では、

「データを分析するスキル」
「プログラミングのスキル」
「ツールを使うスキル」

といった名前がつく分かりやすいスキル以外にも、この記事で述べたような「マインド」や「仕事に向かう姿勢」の部分で大きく成長スピードに差が出ます。

改めて、今回の記事でご紹介した長期インターンで成長するためのポイントは以下の3つ。


長期インターンのポイント

① 信頼を得るためには、まずGiveをする
② 仕事の意義を考える
③ コトに向かう

ぜひ長期インターンをする際は、これらのポイントを意識して仕事に取り組んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【連載】長期インターン1年目の教科書:続きはこちら

1: 入社前の心構え編
 ・信頼を得るためにまずはGiveする
 ・仕事の意義を考える
 ・コトに向かう

2: 研修編
 ・待っていても育成してもらえない。自分から動く
 ・素直でいる(自分の弱みに向き合い、フィードバックから学ぶ)
 ・内省し、経験から学ぶ
 ・健全に自責する

3: 1人立ち編
 ・まずは徹底的に真似する
 ・スピードも質のうち
 ・しつこいくらいに報・連・相
 ・人の力を借りるのも実力のうち

4: 成果を出す編
 ・Takeで得られる安易な成長で満足しない
 ・自分なりの目標を設定し、高い目標を目指し続ける
 ・積極的に挑戦し、失敗する(歓迎される失敗と、やってはいけない失敗がある)
 ・コンディションを最良に保つ

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