インターンの服装ってスーツ?私服? 好印象を持たせるインターンの服装を徹底解説します。

インターン参加前に毎回悩む服装。スーツで行けばいいのか?それとも私服で行けばいいのか?服装自由と記載があっても毎回悩んでしまいますよね。今回はそんな悩める学生に向けて、1Dayインターンから長期インターンまでどのような服装で行けばいいのかを解説します。

短期インターンの服装~私服/スーツの判断基準~

短期インターンとは半日~5日間程度の期間の就業体験を通して、自社の社風や業務を学生に理解してもらうために開催されるインターンシップのことです。主に就活生が新卒入社を考える候補企業の研究のために参加します。

就活のインターンの場では、面接時もインターン本番も企業の担当者から悪い印象を受けない服装を選ぶことが重要です。

企業の指示があるときは、指示に従う

就活のインターンの場合、企業から服装を指示されることが多いです。企業から服装の指示があった時には必ず指示に従いましょう。

●スーツでお越しくださいと指示されたら


この場合はスーツで行きましょう。スーツは「だらしなく見られない」「清潔感があるように見られる」ことを意識して選んで下さい。
その際のコツは、自分の身体に合った綺麗なスーツを正しく着ることです。サイズ違いのジャケット・ズボンを着用したり、ジャケットやシャツにシミ・シワがあったりするのはNGです。多くの学生は大学入学時に買ったスーツを着るようですが、入学時とは体系が変わってサイズ違いになっていたり、多用した結果くたびれていたりすることが多々あります。その際には、思い切ってスーツを新調することをおすすめします。学生なら割引を使って3-5万円程度で新調できます。その金額で希望の会社に入れる可能性が上がるのであれば、十分支払う価値があります。

また基本的なスーツマナーは一通り抑えましょう。
・靴とベルトの色をそろえる(最初は黒統一が無難です)
・スーツの腰ポケットにはものを入れない、外ではポケットの蓋を出す/中では蓋をしまう
・男性の靴下は黒・ロング(白ソックスやショートソックスはカジュアルなのでNG)
・男性はスーツの上ボタンを留め、下ボタンを開ける(2ボタンの場合)、女性は全てのボタンを閉じる
・ハンカチを携帯する(お手洗いのあとズボンで拭くのはNG)


そしてもっとも悩ましいのはスーツの色ですよね。スーツの色はインターンの開催企業の特性に合わせて選んでください。協調性を大事にする企業であれば、「黒」、自分の個性を大事にする企業であれば、「ネイビー」・「チャコールグレー」が良いかと思います。シャツは、男性であれば白・柄なし、女性であれば白・ワンポイントあたりが無難です。

その他、男性の場合、スーツの型は2ボタンが無難です。また、女性の場合、スカートとパンツはどちらでも構いません。

💡スーツを着る際に注意すべき点
・清潔感、信頼感を感じられるような着こなしをする(サイズ違い、シミ・シワNG)
・基本的なスーツマナーを守る
・スーツの色は、企業の雰囲気に合わせる


●私服と指示されたら


この場合は私服は「オフィスカジュアル」と呼ばれるコーディネートで行きましょう。私服着用の指示を受けているのにスーツで行くのはNGです。

★ビジネスカジュアルの定義
ビジネスカジュアルに明確な定義はありませんが、概ね次のように理解されています。

<男性の場合>
ジャケット+ワイシャツ/ポロシャツ/Tシャツ+長ズボン

<女性の場合>
ジャケット+シャツ/カットソー/ブラウス+スカート/パンツ


ビジネスカジュアルの場合に気を付けるべきことは「そのままオフィスで働いて恥ずかしくない格好であること」です。男女ともに企業の担当者や周りの学生からだらしないと思われないような格好を意識するといいでしょう。
特に初心者の場合、靴とジャケットを先に決めて、そこからそれに似合う服を選んでいくのが無難です。靴は、ローファー(男女)・パンプス(女性)から入るとうまくいきます。ジャケットはユニクロの「感動ジャケット/ストレッチジャケット」あたりがベースになってきます。

一方で以下のような服は、着用しないのが無難です。
<絶対NG>
・半ズボン/極端なミニスカート
・サンダル
・柄付きのTシャツ
<おすすめしない>
・デニム
・派手な色使いのポロシャツ
・スニーカー

企業の指示が無いときは、企業の雰囲気で選ぶ

服装について企業からの指示が無い場合は、その企業の雰囲気に合わせて服装を選びましょう。

伝統を重んじる堅めの雰囲気を感じる企業であれば「スーツ」を、個性や革新を重視する企業であれば「オフィスカジュアル」を着用してください。

判断に困ったときは「(企業名) インターン」「(企業名) 社員」で画像検索してみてください。

企業のインターンレポートやインターン募集の画像、社内の画像が出てきますから、そこで参加者が来ている服に合わせて服装を用意すると間違いありません。

困ったら遠慮なく問い合わせよう

服装に困った場合は、遠慮なく企業の担当者にメールで問い合わせましょう。服装について問い合わせたからといって、選考が不利になることはありません。(当日、場違いな服を着てこられるよりマシです。)

ただし、面接・インターン本番の直前に問い合わせるのは推奨できません。おそくとも前日の午前中までには問い合わせておきましょう。

直前や当日にあわてないよう、余裕をもって準備すべし

就活のインターンの服装を選ぶ際に意識すべき点は「企業の担当者から悪い印象を受けない」ことです。インターンといえども立派なビジネスシーンですから、大前提としてビジネスを意識した服装をすることを意識してください。

短期インターンはあくまで新卒入社を前提に、企業と接点を持つ機会ですから、無理に個性を出さず、相手企業になじむ服装で行きましょう。

なお、直前になって服装を準備するとあわててしまいますから、余裕をもって準備しましょう。大手スーツチェーンで吊るしのスーツを購入する場合、完成までに1週間はかかると見込んだ方が良いです。

また、当日の朝になって服装を決めていると時間が無くなって他の準備ができなかったり、最悪の場合、遅刻してしまったりすることがあります。それを防ぐためにも、服の組み合わせを3パターンくらいはあらかじめ決めておくことをおすすめします。特にオフィスカジュアルのコーディネートはしっかり決めた方がよいです。

長期インターンの服装

長期インターンとは有給で長期間(約6ヵ月以上)実際のビジネスの現場で就業するインターンシップです。主に大学生がビジネス経験を積むために参加します。

長期インターンの場では「一緒にいて働きやすいと思ってもらえること」が重要です。

長期インターンはオフィスカジュアルが基本

長期インターンでは、基本的にオフィスカジュアルでの勤務がメインとなります。

そのため、長期インターンを始める場合、オフィスカジュアルにふさわしい服を一定数用意しておくことをおすすめします。最低でも週あたりの出社日数分(週3日出勤なら3着)はある方が良いです。

以下の求人では、実際の社員/長期インターンのオフィスカジュアルの服装が掲載されています。こちらの求人を一通り見ていただければ、長期インターン生がすべき服装の雰囲気が分かりますので是非ご確認ください!

【求人ページに社員の雰囲気が表現されている企業】
【銀行向けリサーチサービス】シンプルフォーム株式会社
【転職メディア運営】アクシス株式会社
【交通インフラ×IT】ランディット株式会社
【DeNA出身者直下・ゴルフ業界】株式会社ティータイム

長期インターンでスーツを着る事例

長期インターンでも、クライアントと会うときは、スーツ着用が求められる場合があります。

営業職やコンサルティング職として日常的に客前に出る場合は、スーツ着用が基本となることもあります。

この際には、企業の顔として客前にでるわけですから、特に清潔感、信頼感を感じられるような装いを保つよう意識する必要があります。(クライアントは、社員か長期インターン生かを気にしません。)

一方で就活の場面と異なり、スーツは実務で働く際の勝負服としても活躍しますから、自分の個性を出してOKです。一緒に働く社員や先輩インターン生の服装を見て許容される範囲で自分らしさを出していくのは面白いと思います。成果とやる気が上がるスーツ姿を目指しましょう!



コラム:ジャケットを1着は準備しておこう

長期インターンではオフィスカジュアルがメインとお伝えしました。これは長期インターンを募集する企業の多くがベンチャー・スタートアップであるからです。

ベンチャー・スタートアップでは、長期インターンのみならず社員もオフィスカジュアルで働いています。中にはオフィスカジュアルをさらに崩して、事実上カジュアルな服装で働いている社員もいます。

こうした環境に慣れてくると、徐々に「自分ももう少し着崩しても良いかも...」と思い、カジュアルに寄せる/自然と寄ってしまうことが多々あります。これ自体は会社でOKが出れば全く問題ありません。

一方で、長期インターン生には思わぬ形で新しい仕事が回ってくる瞬間が多々あります。例えば「先輩社員の代わりに、お客さんに説明してほしい」「展示会があるから、運営として参加してほしい」「急遽お客さんに呼ばれたから、一緒に来てほしい」などと、いきなり客前に出ることも多々あります。(この事例はすべて過去Intern Streetで、長期インターン生が経験したものです。)

その際にいつでも対応できるよう、ジャケット1着はかならず準備しておきましょう。オフィスに私物を置いて良い場合は、ジャケットを社内に置いておくことをおすすめします。

客前に出るというのは、長期インターン生にとって大きな成長の機会となります。いつその機会が巡ってきても対応できるような準備を心がけてください。

長期インターンの面接時もオフィスカジュアルかスーツで

長期インターンとして採用されるまでには、必ず面接があります。

多くの場合面接前に届くメールに服装の指示がありますのでそれに従ってください。

もしメールに服装の指示が無ければ、そのままその場で仕事が始められるような服装にしましょう。判断に迷う場合にはメールで企業の担当者に確認するかスーツで行くのが安心です。

長期インターンの服装選びのコツ

繰り返しますが、長期インターンの服装で注意すべきことは「一緒にいて働きやすいと思ってもらえること」です。これは面接時も勤務開始後も同じです。一緒に働く人の格好に合わせて服装を選びましょう。

一方で長期インターンはビジネスの実践の場ですから、度を過ぎなければ個性を出してOKです。
「自分が着ていて働きやすい、着ていて楽しい」と思える服装をするのも長期インターンとして仕事のパフォーマンスを上げる一つの手段です。実際、個性的な私服で来る事を認めるカルチャーの企業も多いですし、大学に行くときに着る私服で来ているインターン生も多いです。
ですからスーツ着用の職種を除いてですが、学校に行った後そのままの服装で長期インターンに行くこともOKです。

長期インターンの服装は、自分も周りも働きやすさ重視で選びましょう!

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