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大学生のうちにやりたいことの一つに「留学」を挙げる人は多いと思います。
一方で、半年や1年間の長期インターンもやりたい場合、この二つを両立させるためには事前に計画をしっかりと立てることが大切です。本記事では、長期インターンと留学をどのように両立させるかについて、いくつかのアプローチを紹介していきます。
前提として、留学中は長期インターンではなく、現地での体験を優先することをおすすめします。
留学は文化や言語、異なる環境を学ぶための貴重な機会です。そのため、現地でしかできないことに集中することこそが、留学体験の最大化につながります。また、留学先での新しい環境に適応し、学業や日常生活をこなすこと自体も大変なことです。そこに長期インターンの仕事が加わると、過度な負担につながりかねません。
留学と長期インターンの時期をずらすなどの工夫をすることで、どちらに対してもしっかりとコミットし、最大限の学びを得ることができます。
それでは、留学期間と長期インターンを被せることなく両立させるために、スケジュール例をご紹介していきます。
まずは、休学や卒業時期を延ばすなどして学部を5年で卒業するパターンです。
大学3年生の秋から4年生の夏までの期間で留学に行く人が多いようです。このスケジュールの場合、帰国後すぐに就活が始まります。
そのため、就活も見据えつつ余裕を持ったスケジュールを組む場合は、たとえば大学二年生の春または夏から一年間長期インターンを行うことで、留学と両立させることができます。
次に、卒業時期を延ばさずに半年の留学に行くパターンです。
大学1,2年生のうちは履修しなければならない授業が集中しており、大学3年生では就活があるため、多くの方が大学4年生の前期または後期のタイミングで留学している印象です。この場合、大学2年、大学3年で長期インターンと就活を終えることで、大学4年で半年間の留学に集中することができます。
最後にご紹介するのは、サマースクールなど長期休暇を利用した2週間~2か月の短期留学と長期インターンを両立させるというものです。留学時期や長期インターンをやる時期があまり縛られないため、もっともフレキシブルなパターンといえます。
例として弊社インターン生のスケジュールをご紹介します。
画像のように、大学2年生から長期インターンを続けつつ、大学3年生の夏に休職する形で短期留学をしています。大学生活を通して2回短期留学をする予定で、長期インターンとうまく両立させています。
特に一年間や半年の長期留学に行く方は、長期インターンを計画通りスタートさせるために早め早めに行動する必要があります。通常、長期インターンの選考を受け内定が出るまで2週間~2か月かかります。また、前もって長期インターンの目的や企業を整理する必要もあります。
Intern Street個別面談は勤務開始希望日の2か月前からご参加いただけますので、自分に合った企業を効率的に受け、スケジュール通りに長期インターンに参加するためにぜひご活用ください。
長期インターンと留学の機会を最大限に活用するには、それぞれに集中できるようスケジュールを工夫することが必要です。活動の計画を複数年単位で立てることをおすすめします。ご自身の大学のカリキュラムや留学制度もしっかり確認しつつ、長期インターンのプロキャリアコーディネーターにも頼りながら、自身の目標や興味、状況に合わせて最適なスケジュールを組んでいきましょう。