大学生の海外旅行はいくらかかる?|現実的な費用と、そのお金をどう工面するかのリアルな話

「大学生のうちに海外旅行に行きたい」
そう考える学生は多いですが、実際にかかる費用や準備をきちんと把握している人は意外と少ないかもしれません。
本記事では、筆者自身の実体験を交えながら、ヨーロッパ・アジア・アメリカなど主要都市への旅行にどれくらいの費用がかかるのか、リアルな金額を紹介していきます。

さらに、その費用を実際にどう工面したのか、大学生活と両立できる「長期インターン」という選択肢についても解説します。

「お金がないから無理」と諦める前に、ぜひこの記事を読んで、現実的に大学生が海外旅行を実現する方法を考えてみてください。

海外旅行にはどれくらいのお金がかかるのか?地域別・日数別で相場観を紹介

本記事ではソウルやハノイ、パリ、ニューヨークなどの人気都市を例に、航空券+宿泊費の目安を紹介します。宿泊費は、Airbnbやホステルを活用した節約スタイルと、一般的なビジネスホテルに泊まる場合の両方を掲載しています。

※なお費用は航空券、現地での活動内容、宿泊場所のグレードによります。ここでは海外旅行初心者が正規料金で各種チケットを購入し、かつ一定の利便性・安全性を保って旅行する場合の費用相場を算出しています。

ソウル(韓国)|3泊4日で約5万〜9万円

航空券(成田ー仁川 往復)
・LCC利用:18,000〜20,000円(閑散期)/25,000〜35,000円(繁忙期)

宿泊費(1泊)
・Airbnb/ホステル:3,000円〜(ルームシェア・ドミトリー利用)
・ビジネスホテル:6,000〜10,000円

食費/活動費(4日分):25,000円程度

台北(台湾)|3泊4日で約6万〜9万円

航空券(成田-桃園 往復)
 LCC利用:25,000〜40,000円(閑散期)/45,000円前後(繁忙期)

宿泊費(1泊)
 ・Airbnb/ホステル:3,000円〜
 ・ビジネスホテル:6,000〜10,000円

食費/活動費(4日分):25,000円程度

ハノイ(ベトナム)|3泊4日で約8万円~10万円

航空券(成田-ノイバイ 往復)
 LCC利用:35,000~45,000円(閑散期)/60,000円前後(繁忙期)

宿泊費(1泊)
 ・Airbnb/ホステル:3,000円〜
 ・ビジネスホテル:6,000〜10,000円

食費/活動費(4日分):25,000円程度

パリ(フランス)|4泊6日で30万円~40万円

航空券(往復)
 ・120,000〜250,000円

宿泊費(1泊)
 ・Airbnb/郊外ホステル:10,000〜15,000円
 ・ビジネスホテル(中心部):15,000〜25,000円

食費/活動費(6日分):70,000円程度

ニューヨーク(アメリカ)|1週間で約30万〜40万円

航空券(往復)
 ・150,000~200,000円

宿泊費(1泊)
 ・Airbnb(シェア・簡易個室):20,000〜25,000円
 ・ビジネスホテル(中心部):20,000〜35,000円

食費/活動費/ESTA(6日分):100,000円程度

大学生ならではの費用節約術と気を付けるべき点

Intern Streetで働く長期インターン生に、大学生ならではの費用節約術と逆にケチってはいけないポイント、気を付けるべき点を聞いてみました!

旅行の日程は2か月前までには立てる

航空券は「出発日の2-3か月前に購入することで比較的安く買える」という意見が多数ありました。

実際、この記事の執筆者も9月に出発する際には6月末まで、2月に出発する際には12月初めまでには航空券を買うようにしています。

平日発着便をうまく使う

大学生の旅費節約術の定番ではありますが、平日発着便をうまく利用するのも一つの手です。休日を利用する便と比べて1-2割安くなります。

この記事の執筆者は、年に2回欧州に行きますが、その際には日本を月・水出発、現地を日・月出発する便を購入することが多いです。
欧州便の場合、いきは月曜発→火曜着、水曜発→木曜着、かえりは日曜発→火曜着(時差+1日)、月曜発→水曜着(時差+1日)となります。

長距離便になればなるほど、平日利用での割引率が上がるので是非活用しましょう。

LCCは利用し慣れている人と一緒に使う

安く海外に行くためにはLCCを利用するのも一つの手です。

LCCは定期的にセールをやっており、その際に購入できれば相場の2-3割引きで購入することができます。ただしLCCのセールは短期間で売り切れてしまうことが多いため、周りにLCCを使い慣れているひとがいる場合には一緒に予約してもらうのが良いというアドバイスがありました。

また特に欧州系のLCCでは事前チェックイン(3日前~24時間前)が必須で、事前チェックインを怠るとペナルティ料金がつく事例が増えています。特に遠方旅行でLCCを使う場合は、慣れているひとに尋ねたり、事前の旅行体験談を調べたりしてミスが起きないようにする必要があります。

宿泊場所は多少高くてもケチらない方が良い

費用を安くするためには、宿泊場所のグレードを下げるという選択肢もあります。最近ではAirBnbなどを使ってシェアルーム、ホステルなど低グレードな宿泊場所を手配するのも容易になりました。

一方でIntern Street内では宿泊代はケチらない方が良いという意見が多数出ました。
理由としては
①宿泊料金が極端に安いのにはワケがある(交通の便が悪い、治安が悪い、設備に不備がある)
②宿泊場所の質が旅行の質を左右する(しっかり休める・楽しめる環境が旅行の質を上げる)
といったものがあります。

実際に、この記事の執筆者もかつて東欧のホステル(1泊1,500円程度)に宿泊したことがあるのですが、その際には
・隣人のいびきで寝られない
・お湯が出ない
・まわりを野犬がうろついている
・コンセント/充電器の取り合いになる
などと散々な目に遭い、もともと1週間泊まる予定を1日でキャンセルして別のところを再予約する羽目になりました。

せっかく海外に行くのですから、お金で「楽しさと安全」を買った方が良いです。

年1回以上充実した海外旅行をするには、毎月3-5万円程度の貯金が必要

上記の通り、東アジア・東南アジアを旅行するには3泊4日でおよそ8万円前後、欧米圏を旅行するには4泊6日でおよそ35万円前後の費用が掛かります。

特にまとまった休みを取りやすい大学生のうちにヨーロッパ・アメリカを旅したいと考える大学生の方も多いと思いますが、その場合【毎月3-5万円程度】の貯金が必要となります

毎月3-5万円の貯金をするなら、長期インターンが有力な選択肢に!

海外旅行にかかる費用を現実的に捻出するには、毎月3万円〜5万円をコツコツ貯金することがカギとなります。1年間積み立てれば【30万円以上】です。ヨーロッパ旅行でもしっかり楽しめる金額です。

毎月3万円~5万円を貯金する場合、その手段として真っ先に思い浮かぶのはアルバイトだと思います。

しかし、Intern Streetでは、アルバイトに代わる新しい働き方として「長期インターン」をおすすめしています!!

お金もビジネススキルもどっちも得られる長期インターン

長期インターンとは、「有給で長期間(約6ヵ月以上)、実際のビジネスの現場で就業すること」を指します。
大学生でありながら企業に所属し、正社員と同じような業務を任される点が特徴です

多くの企業では、以下のような条件で募集されています。
・週3日以上・週20時間程度の勤務
・最低3〜6ヶ月以上の継続
・業務内容は実際の社員と同じ

ただのおしごと体験ではなく、企業の一員として働きながら成果を出すのが長期インターンです。

長期インターンでは月10万円程度の給料がもらえます

長期インターンは有給であり、時給も1,200円〜1,500円程度が一般的です。スキル・経験によっては時給2,000円台で働いている大学生もいます。

長期インターンの毎月の勤務時間は、80時間程度が相場です。ですので【毎月10万円】程度のお給料をもらうことができます
さらに長期インターンでは、アルバイトとは異なり、働きたい分だけ働ける場合※が多いため、例えば月100時間以上働くことも可能です。その場合には【月15万円】も十分狙えます。

※労働基準法などの法令に基づく範囲内です。契約体系は原則アルバイト契約となります。また企業の方針により、一部条件が変わる場合もございます。

シフトが削られる心配なし、だから安定して稼げる

一般的なアルバイトとは違い、長期インターンには“シフト制”という概念が原則ありません。

長期インターンでの働き方の特徴は以下のとおりです。
①自分の担当業務を持ち、自主的に進行
②勤務時間を増やせば、その分裁量ある業務を任せられる
③忙しい時期は調整しやすく、オンライン対応も可能なケースが増えている

このように、「安定して収入を得ながら、自由度も高い」という特徴も長期インターンの大きな魅力です。

お金だけでなく、ビジネススキルも身につきます

長期インターンでは、会社の一員として社員と同様に働くため、実践的なビジネススキルを実務を通じて身につけることができます

長期インターンでは、主に以下の職種ではたらくひとを募集しています。
・営業・セールス職
・マーケティング・広告職
・コンサルティング職
これらの仕事は、大学卒業後に皆さんが会社に入って行なうものとまったく同じです。そのため長期インターンでの実務経験は就活などでも高く評価されます。また将来副業をする際にも活きる経験でもあります。

つまり、旅行のために働きながら、同時に就活対策・キャリア形成ができるのが長期インターンというわけです!

実際に、執筆者も長期インターンで旅費を工面しました

ここまでお伝えしてきた内容は、すべて理想論ではありません。実際にこの記事の執筆者も、大学2年生・3年生のころに長期インターンで旅費を稼ぎ、海外旅行を実現してきました。

当時は、月9万円程度の収入を得ており、生活費などを差し引いても毎月4万円程度を貯金できていました。半年ほど続けることで、30万円近い資金が貯まり、ヨーロッパへの旅費にあてることができました。

また長く勤務していたこともあり、有給休暇も付与されていました。この有給も活用することで最大3週間程度、海外旅行に出かけることが可能でした。

長期インターンで旅費を貯める際に気を付けるべき点

長期インターンは、大学生が旅費を貯める手段として非常に有効です。しかし一方で、ビジネスの現場で働く以上、いくつか注意すべき点もあります。

①「ラクして稼ぐ」はNG。責任ある仕事に向き合う覚悟が必要

長期インターンでは、基本的に社員と同等レベルの責任を持って業務にあたることになります。言い換えれば、「アルバイトよりも成長機会は大きいが、求められるスキルや姿勢も段違い」ということです。

そのため、「ラクにお金を稼ぎたい」という姿勢で参加するのはおすすめできません。

そもそも長期インターンには、「将来に向けてビジネススキルを磨きたい」「社会人の前に実力をつけたい」といった目的を持つ学生が集まっており、企業側もそうした意欲を前提に学生を受け入れています。

だからこそ、お金だけでなく「成長の場」としての意識を持って参加することが大切です。
「同じ時間働くなら、旅費も貯まって将来の力にもなる方がいい」——そんな思考で臨むと、モチベーションも維持しやすく、企業からの信頼も得やすいでしょう。

②長期の旅行は「事前の相談」がマスト

長期インターン参加中に1週間以上の中長期の旅行に行く場合は、必ず事前に企業に相談してください。

長期インターンで参加するのは企業のビジネス現場です。基本的に1ヶ月以上前から会議や納期などのスケジュールが決まっているため、突然「来週から休みます!」というのは通用しません。

インターン生もチームの一員として業務を担っている以上、穴を開ける際は他のメンバーへの引き継ぎやスケジュール調整が必要になります(これはアルバイトでも同じですね)。

一方で事前にきちんと相談すれば対応してくれる場合がほとんどです。社員自身も有給をとって1-2週間の海外旅行を楽しむ時代ですから、遠慮せず、でも誠実に相談しましょう。

自分に合った長期インターンを見つけよう

ここまで見てきた通り、長期インターンは「旅費を貯める手段」であると同時に、「社会に出る前の貴重な成長の場」でもあります。

しかし、自分に合った長期インターンを選ばないと、せっかくの経験がただの苦痛になってしまうことも。

たとえば…
・企業によっては長期の休み(例:12週間の海外旅行)に理解がないこともある
・事業の成長フェーズや業務量によって、柔軟な勤務調整が難しいケースも
・「なんとなく」で選んだ結果、業務内容が合わずにやりがいを感じられない

また最近では減りましたが、ブラックな長期インターンも実際のところあります。

長期インターンは「1社で、平日週3日以上×6ヶ月以上」働くのが基本です。だからこそ、自分に合った企業を慎重に選ぶことがとても大切です。

Intern Streetなら、あなたに合った企業を一緒に見つけられます

長期インターンを募集する企業も急増しており、その中から「本当に自分に合った企業」をひとりで探し出すのは至難の業です。

・「気になる企業はあるけど、実際の働き方がイメージできない…」
・「長期で働けるか不安だけど、成長はしたい…」
・そんなときは、Intern Streetの面談をご活用ください。

Intern Streetでは、皆さんの目的や希望を丁寧にヒアリングしたうえで、一緒に「本当に合う企業」を探していきます。

たとえば…
・大学生の長期インターンの受け入れに慣れている企業に絞って企業をご紹介
・就活前にビジネススキルを磨きたい方には、営業・マーケ・企画など希望に沿った職種をご紹介
・少し難易度は高いが、スキルも給料もがっつり得られる企業をご紹介
などといった形で長期インターン先をご紹介することも可能です。

自分で選ぶのが不安な方こそ、一度ご相談いただきたいサービスです。

Intern Streetの面談では、みなさんの希望条件に合った長期インターン先をご紹介します

Intern Streetの長期インターン面談では、ただ求人を紹介するだけでなく、学生一人ひとりの興味や目指す成長に合わせて長期インターンをご紹介しています。

✅面談でお伺いすること
・どのような長期インターン/職種に挑戦してみたいか
・どの程度働きたいか、どのような経験を得てみたいか


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