「大学生になったら、バイトでお金を稼ぎたい!」
そう考えて検索したあなたにとって、飲食店のバイトは最も身近で、始めやすい選択肢かもしれません。未経験でも歓迎されるし、同年代の仲間もできやすい。実際、多くの大学生がピザ屋・居酒屋・カフェなどでバイトデビューしています。
ただ、一つだけ知っておいてほしいのは――
「バイトの始め方」や「働き方の意識」次第で、数年後の収入にも大きな差がつくということ。
この記事では、大学生に人気の飲食店バイトのメリット・大変なこと・リアルな体験談を紹介しながら、「もっと稼げる・成長できる次の選択肢」として長期インターンという働き方も紹介します。
▼目次
飲食店バイトは「バイトといえばまずコレ!」と言われるほど、大学生にとって定番の働き方。実際に飲食店アルバイト経験のあるIntern Streetメンバーたちも、以下のような理由で選んでいます。
飲食店には大学生アルバイトが多数在籍しています。そのため大学生ならではの急な予定変更などへの対応に慣れており、働きやすい環境だったと語るメンバーが多かったです。
「週4で60時間くらい働いてました。全員早稲田生でスケジュールが合わせやすくて助かりました」(女性/カフェ)
飲食店バイトで友だちを作って仲良くしていたという声も多数ありました。
特に大学に入りたてでコミュニティが作れていない時期に、アルバイトでコミュニティができると精神的にも心強いです。
「年が近いとサークルっぽくて楽しい。逆に年上ばかりだとちょっと浮く」(男性/居酒屋)
「住まいが近い同士で集まりやすくて、終わってから遊ぶことも多かったです」(男性/大手宅配ピザチェーン)
ひとくくりに飲食店アルバイトといっても、働き方はさまざまです。なかには「すこし変わった働き方」をしていたメンバーもいました。
「クラフトビアバーでバイトしてました。常連のお客さんに奢られながら喋ってお金もらうような不思議なバイト(笑)親戚みたいで楽しかった」(男性/ビールバー)
飲食店アルバイトの場合、時給は各都道府県の最低時給から1,300円台が相場です。
2025年7月現在、東京都の最低時給が1,163円、埼玉で1,078円、大阪で1,114円であることを踏まえると、時給相場は1,100~1,300円となります。
一方で夜22時以降には深夜手当が25%がつく他、カフェなどのように朝早い飲食店では早朝手当がつく場合もあるようです。
「大手宅配ピザチェーンで働いてたときは、時給1,000円くらい(当時)。月60時間くらいで月収6万円前後でした」(男性/ピザチェーン)
「大手居酒屋チェーンで時給1,300円くらいだったかな?60時間前後働いて月7〜8万円くらい稼いでた気がします」(男性/居酒屋)
「ファミレスは22時以降で時給1,250円。(当時)クローズの深夜帯まで入ってたので意外と稼げました」(女性/ファミレス)
「フレンチのお店で時給1,200円、月40時間で5万円弱。昼夜の客層で学びも大きかったです」(男性/個人店)
飲食店アルバイトとして働く場合、勤務時間の平均は40~80時間でした。ちなみにアルバイト勤務時間の全国平均は週12時間程度です。
飲食店は全体的に人手不足の業界ではあるため、たくさん働きたい場合にはたくさん働ける環境です。そのため夏休みなどに月100時間を超える勤務経験を超える勤務経験を持つ者もいました。
他方で、家族の扶養に残るために月50時間以内に抑えているメンバーもいました。
「ファミレス、ピザチェーン、ホテルで掛け持ちしてたときは月200時間くらい。夏は“鬼出勤”してました(笑)」(女性)
「牛丼チェーンで80時間、回転すしでは月120時間。かなり忙しくて、正直体壊しかけました」(男性)
「ハンバーガーチェーンでは月40時間前後。同年代ばかりだったから、飲み仲間もできて楽しかった」(女性)
「カフェでは40〜50時間。自分の生活リズムに合わせやすくてちょうどよかったです」(女性)
上記の体験談を踏まえると、飲食店のアルバイトで稼ぐバイト代の相場は5万円~10万円程度であると言えます。
飲食店バイトには、「働きながら食事代も浮く」というちょっとうれしい特典があります。
それが、まかないや従業員割引(社割)です。
実際に飲食バイトを経験した先輩たちも、そのメリットをしっかり活用していました。
「ファミレスでは、出勤した日は40%引きでご飯が食べられました。月2枚、30%オフのクーポンももらえて家計的にも助かりました」(女性)
「ピザ屋バイトでは、余ったピザを食べられたり、持ち帰らせてもらったこともありました。働いた後のごはんって最高です」(男性)
「ワインバーやビアバーでは、シェフが裏でごはんを分けてくれて、まかないというより“お世話されている感覚”でした(笑)でもそれが楽しかったです」(男性)
「バイト=お小遣い稼ぎ」だけで終わってしまうのは、少しもったいないかもしれません。
実は、飲食店バイトをうまく活用すると、社会人になってからも役立つ「ビジネス的な視点」が自然と身につくこともあります。
バイト中にほんの少し視点を変えて、「どうしたらお店がうまく回るかな?」「お客さんが喜ぶには何ができる?」と考えるようにすると、自然と“ビジネス脳”が鍛えられていきます。
「マルチに動く必要があって、少しですが“考えて動く力”がついたと思います」(女性/ハンバーガーチェーン)
「体育会系っぽい雰囲気で、スピードと段取り意識が鍛えられました」(女性/カフェ)
「売上が出るタイミングや、お客さんの流れを先読みしながら動くのが楽しかったです」(男性/居酒屋)
飲食バイトは決して楽なことばかりではありません。ただ、その「大変だった経験」が、後の成長やキャリアにつながることもあるのです。
特に飲食業は接客業でもあり、目の前の客との間でさまざまなやり取りが発生します。そのため将来の仕事や対人関係における貴重な「下積み」にもなるようです。
「客層が悪くて焦ることも多かったけど、そういうときの接し方がわかるようになりました」(女性/牛丼チェーン)
飲食店でのバイトを続けていると、あるタイミングでふと感じることがあります。
「このまま同じことを繰り返すだけで、いいのかな?」
「もっと自分にできること、増やしたいかも」
「時給も上げたいし、就活にもつながる仕事ってないかな?」
そんな「成長欲」や「収入への意識」が芽生えたときこそ、長期インターンに挑戦するベストタイミングです。
長期インターンとは、「有給で長期間(約6ヵ月以上)、実際のビジネスの現場で就業すること」を指します。
大学生でありながら企業に所属し、正社員と同じような業務を任される点が特徴です
多くの企業では、以下のような条件で募集されています。
・週3日以上・週20時間程度の勤務
・最低3〜6ヶ月以上の継続
・業務内容は実際の社員と同じ
ただのおしごと体験ではなく、企業の一員として働きながら成果を出すのが長期インターンです。
長期インターンは有給であり、時給も1,200円〜1,500円程度が一般的です。スキル・経験によっては時給2,000円台で働いている大学生もいます。
長期インターンの毎月の勤務時間は、80時間程度が相場です。ですので【毎月10万円】程度のお給料をもらうことができます。
さらに長期インターンでは、アルバイトとは異なり、働きたい分だけ働ける場合※が多いため、例えば月100時間以上働くことも可能です。その場合には【月15万円】も十分狙えます。
※労働基準法などの法令に基づく範囲内です。契約体系は原則アルバイト契約となります。また企業の方針により、一部条件が変わる場合もございます。
一般的なアルバイトとは違い、長期インターンには“シフト制”という概念が原則ありません。
働き方の特徴は以下のとおりです。
・自分の担当業務を持ち、自主的に進行
・勤務時間を増やせば、その分裁量ある業務を任せられる
・忙しい時期は調整しやすく、オンライン対応も可能なケースが増えている
このように、「安定して収入を得ながら、自由度高く働ける」という特徴も長期インターンの大きな魅力です。
"長期インターンでは、会社の一員として社員と同様に働きます。そのため、実践的なビジネススキルを実務を通じて身につけることができます。
長期インターンでは、主に以下の職種ではたらくひとを募集しています。
・営業・セールス職
・マーケティング・広告職
・コンサルティング職
これらの仕事は、大学卒業後に皆さんが会社に入って行なうものとまったく同じです。そのため長期インターンでの実務経験は就活などでも高く評価されます。また将来副業をする際にも活きる経験でもあります。
つまり、働きながら、同時に就活対策・キャリア形成ができるのが長期インターンというわけです!
長期インターンでは、基本的に社員と同等レベルの責任を持って業務にあたることになります。言い換えれば、「アルバイトよりも成長機会は大きいが、求められるスキルや姿勢も段違い」ということです。
そのため、「ラクにお金を稼ぎたい」という姿勢で参加するのはおすすめできません。
そもそも長期インターンには、「将来に向けてビジネススキルを磨きたい」「社会人の前に実力をつけたい」といった目的を持つ学生が集まっており、企業側もそうした意欲を前提に学生を受け入れています。
だからこそ、お金だけでなく「成長の場」としての意識を持って参加することが大切です。
「同じ時間働くなら、お金も貯まって将来の力にもなる方がいい」——そんな思考で臨むと、モチベーションも維持しやすく、企業からの信頼も得やすいでしょう。
長期インターンというと「意識高そう」と感じるかもしれませんが、飲食店バイトを通じて「考えて働く」姿勢が身についている人こそ、インターンでも活躍しやすいのです。
★接客=コミュニケーション力や営業力の土台
★忙しい時間帯の段取り力=業務設計力やマルチタスク能力
★理不尽な客対応やミス対応=人間力とストレス耐性
実際に飲食店バイト経験を持つIntern Streetメンバーは以下のように語っています。
「今思えば、もっと早く長期インターンやっておけばよかった。経験もお金も手に入ったと思う」(男性/居酒屋)
「飲食バイトも“人に頭を下げる経験”としてはすごく貴重。だけど、将来の収入やキャリアを考えると、長期インターンのほうが圧倒的にコスパ良いと感じるようになった」(女性/ファミレス)
「頑張り方」を知っている人は、長期インターンでも評価されやすく、結果として時給も、年収も上がっていくのです。
ここまで見てきた通り、長期インターンは「お金をもらいながらビジネススキル・経験を身につけられる成長の場」でもあり、大学生にとって魅力的な環境です。
しかし、自分に合った長期インターンを選ばないと、せっかくの経験が“ただの苦痛”になってしまうこともあります。
たとえば…
・企業によってはアルバイト同然の単純作業しかさせないこともある
・事業の成長フェーズや業務量によって、柔軟な勤務調整が難しいケースも
・「なんとなく」で選んだ結果、業務内容が合わずにやりがいを感じられない
また最近では減りましたが、ブラックな長期インターンも実際のところあります。
長期インターンは「1社で、平日週3日以上×6ヶ月以上」働くのが基本です。だからこそ、自分に合った企業を慎重に選ぶことがとても大切です。
長期インターンを募集する企業も急増しており、その中から“本当に自分に合った企業”をひとりで探し出すのは至難の業です。
・「気になる企業はあるけど、実際の働き方がイメージできない…」
・「長期で働けるか不安だけど、成長はしたい…」
・そんなときは、Intern Streetの面談をご活用ください。
Intern Streetでは、皆さんの目的や希望を丁寧にヒアリングしたうえで、一緒に「本当に合う企業」を探していきます。
たとえば…
・大学生の長期インターンの受け入れに慣れている企業に絞って企業をご紹介
・就活前にビジネススキルを磨きたい方には、営業・マーケ・企画など希望に沿った職種をご紹介
・少し難易度は高いが、スキルも給料もがっつり得られる企業をご紹介
などといった形で長期インターン先をご紹介することも可能です。
自分で選ぶのが不安な方こそ、一度ご相談いただきたいサービスです。
一般社団法人RCFは日本における社会や地域課題の解決に関するコンサルティング、支援企画の提案を行なう社会コーディネーターです。人材・産業・コミュニティ支援と言った幅広い分野の課題に取り組んでいます。
【プロジェクト例】
「復興応援 キリン絆プロジェクト」キリン株式会社からの寄付金に基づいた、東北を中心とした水産業復興支援事業
「UBSコミュニティ支援プロジェクト」UBSグループとの合弁による岩手県釜石市における住民主体のコミュニティ活動活性促進事業
現在は社会コーディネーター職で長期インターン生を募集しております。
【業務具体例】
・リサーチ
・代表訪問の同行、議事録の作成、提案作成
・メディア対応
・スケジュール調整、秘書業務
LITALICO社は、障害のある方や発達に特性のある子どもたち、そしてその家族や関連機関を支援するため、多岐にわたるサービスを提供する企業です。
児童福祉の分野では、発達障害のある子どもや発達が気になる子どもを持つ保護者や関係者向けのポータルサイトを運営し、発達障害に関する情報提供、専門家への相談、保護者同士のコミュニティ機能、関連施設の検索などを可能としています。
現在は、児童プラットフォーム事業(LITALICO発達ナビ)部長直下のBizDev職で、長期インターンを募集しております。
【業務具体例】
・児童福祉市場の動向分析とレポート作成
・顧客データの整理・分析によるニーズの特定
・部長とともに、新規営業戦略の立案と実行
・営業活動のサポートと効果測定
・顧客課題解決に繋がる企画立案・実行
ウタイテ社は、2.5次元IPのプロデュースからマネジメント、コンテンツ制作、配信、グッズ販売、イベント開催、ファンクラブ運営に至るまで、IPビジネスのバリューチェーン全体を一気通貫で手がける企業です。
インターネット上で活動する「歌い手」をはじめとする2.5次元IPクリエイターが創造活動に専念し、ファンと共に成長できるエコシステムを構築することに挑戦しています。
現在は経営企画職で長期インターンを募集しております。
【業務具体例】
・市場調査と競合分析:エンタメ市場のトレンドを分析し、競合他社の戦略を調査
・マーケティング戦略の立案・実行:SNSやイベントなどを活用したプロモーション企画の立案・実行
・経営企画業務のサポート:事業計画の策定、予実管理、経営会議の資料作成など
・新規事業のアイデア出し:市場のニーズに応じた新しいエンターテイメントの企画立案
・データ分析:マーケティング施策の効果測定、顧客データの分析