【経験者が語る】大学生が学生寮に住むメリット・デメリットとは?生活費節約のコツと稼ぐ方法も解説|長期インターンを活用しよう!

「大学生になったら、やっぱり一人暮らし?」
「実家を出るなら、学生寮ってアリなの?」

そんなふうに進学を控えて住まいを考えている人や、「今の一人暮らし、家賃が高すぎる……」と感じている大学生に向けて、この記事では学生寮のリアルな実態をお届けします。

学生寮は、大学が運営するものだけでなく、都道府県ごとの“県民寮”や、民間企業が提供する寮など、実は種類もさまざま。「家賃が安い」「友達ができやすい」といったイメージがある一方で、「ルールが多い」「自由が少ない」といった声も。

この記事では、実際に学生寮に住んだ方の体験談をもとに、寮の費用感や生活のメリット・デメリット、そして「お金が心配だけど、学生生活を充実させたい」という人に向けて「自分でお金を稼ぐ手段=長期インターン」という選択肢もご紹介します。

学生寮ってどんなところ?一人暮らしとの違いを解説

学生寮とは?

学生寮とはその名の通り、大学生が集う共同宿舎です。特に首都圏には多くの学生寮が存在しています。

運営母体は主に3つで、大学が運営する学生寮、各都道府県・自治体および財団法人などが運営する都道府県民寮、そして民間企業が運営する学生寮(学生マンション)があります。

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大学が運営する学生寮は、その大学に通う学生のみが居住するもので、主に学生の居住支援の意味合いが大きいです。そのため入居に際しては世帯収入や大学と実家の距離など一定の選考要件が課され審査されます。入居の申し込みは入学手続きの際と学期中の追加募集の際にすることができます。居住形態は個室/相部屋などさまざまで、食事は着かないことが多いです。

都道府県民寮は、特定の都道府県民出身の学生が居住するもので、こちらも学生の居住支援の意味合いが大きいです。そのため入居に際しては世帯収入などの生活環境が審査されます。また運営する主体によっては「出身県に今後どのように貢献するか」「大学でどのような勉強をするのか」など学習意欲や将来への想いなどを小論文や面接で先行する場合もあります。入居の申し込みは高校在学中・受験前~入学手続きの期間が多く、比較的早くから動き出す必要があります。居住形態や食事の有無は寮によってばらばらです。

民間の学生寮は、学生であればだれでも入居することができ、一部には大学予備校に通ういわゆる浪人生も居住しています。こちらはシェアハウスの一形態で、学生に必要なサービスをまとめて提供してくれます。うえ2つの学生寮と比べて入居ハードルが低く、また家具・家電なども備えつきなので、すぐ入居して新生活を始めることができます。入居の申し込みは随時です。

一人暮らしとの違い

コスト面での優位性は学生寮にありますが、自由度や生活スタイルの面では一人暮らしのほうが柔軟です。自分の性格や目的に合わせて選ぶことが大切です。

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家賃は学生寮が1万円~5万円台であるのに対し、一人暮らしの場合は6万円~10万円台です。一人暮らしの場合これに別途水道光熱費が加算されます。

初期費用は学生寮の場合は敷金・礼金が不要、最低限の保証費(一桁万円台)となるためかなり低額になります。また基礎的な家具・家電などが備え付けられていることがほとんどです。一方一人暮らしの場合は、敷金・礼金が必要で家具や家電を全て用意しなければなりません。そのため数十万円かかることが多いです。

生活の自由度について、学生寮の場合は集団生活となりますから一定の規則があります。例えば門限があったり、居住者以外を部屋に呼べなかったり、外出する際に届け出ないといけなかったりします。一方で一人暮らしの場合は、最低限のルール以外はありません。

生活環境について、学生寮の場合は常に身の回りに学生がいる環境になります。そのため交流しやすさ、友だちのできやすさの利がある一方で、人間関係や近隣のトラブルが起きやすい、1人の時間と空間を作りにくいなどの特徴もあります。一人暮らしの場合、ずっと1人です。

学生寮のメリット|コストも人間関係も「はじめての一人暮らし」を支えてくれる

家賃が安い(月1〜5万円台)

学生寮の大きな魅力は、やはり家賃の安さです。大学が運営する寮では、水道・光熱費込みで月2万円前後のケースもあり、都内での一人暮らしと比べて月5〜7万円の差が出ることも。県民寮や一部民間寮もコストパフォーマンスに優れています。

学生寮入居経験のあるIntern Streetのインターン生は
「家賃2万円・光熱費込みで、まさに住むバイトのようだった」
「バイト代をほぼ遊びや自己研鑽に充てられた」
と話します。

初期費用がほとんどかからない

寮には家具や家電が備え付けられていることが多く、引っ越しの際に大きな出費が発生しません。なかには、先輩から不要になった生活用品を譲ってもらえる“寮内リユース文化”が根づいている寮もあります。

また一人暮らしの際に必要となる敷金・礼金も安い(礼金は原則無し)ため、大学生活を始めやすい環境です。

人間関係を築きやすい

上京直後で知り合いがいない学生にとって、寮は自然な人間関係の入り口になります。

特に県民寮などでは同郷の学生が集まるため、「大学が違っても地元のつながりで打ち解けやすかった」という声もありました。

特に大学進学を機に上京した場合、友人ができなくてメンタル面で不調をきたしやすいです。こうしたリスクを下げることもできます。

食事や生活サポートがある場合も

一部の民間寮や県民寮では、朝夕の食事提供や共用スペースの掃除などのサポートが付いている場合もあります。

家事が苦手な学生や生活リズムが乱れがちな人にとって、一定のペースが保てる点も魅力です。

学生寮のデメリット|自由の少なさや共有設備のストレスは覚悟が必要

ルールや門限が厳しいことがある

寮によっては「23時以降の帰宅は禁止」「外泊には事前申請が必要」といったルールが設けられている場合があります。

Intern Streetのメンバーのなかには
「サークルの都合で門限にどうしても間に合わないことが多く、何度も注意されて結局10カ月で退寮した」
「友人を部屋に呼ぶことができなかったのは残念だった」
などと話す者もおり、自由を重視する人には窮屈に感じることがうかがえます。

お風呂・洗濯などの共用設備が不便なことも

寮では浴室や洗濯機、キッチン、トイレ、ベランダなどを共同で使うことが多く、時間帯によっては混雑や順番待ちが発生します。

Intern Streetのメンバーからは
「風呂と洗濯機は取り合いだった」
「部屋に水場がなくて面倒くさかった」
「キッチンが汚く、自炊するのがしんどかった」
などといった意見も出ました。

音や生活リズムの違いにストレスを感じることも

壁が薄く、防音性が低い寮では、隣人の声や生活音が気になることがあります。

Intern Streetのメンバーも
「発音練習をしていたらうるさいと注意された」
「夜中にギターを弾くひとがいてうるさくて寝れなかった」
などのトラブルに遭ったことがあると語ります。静かな空間を求める人には不向きかもしれません。

大学から遠い場合もある

特にと都道府県民寮の場合、キャンパスから距離があることは珍しくありません。

そのため「通学が満員電車で疲れる」と感じる人もおり、アクセス面の確認は必須です。

学生寮に向いている人とは?

上記のメリット・デメリットをまとめると学生寮は、次のような人に向いています

・家賃を抑えたい人:仕送り・バイト収入だけで生活する学生にとって、寮は大きな支えになります。
・集団生活が好き/耐えられる人:常に他人と生活空間を共有するため、それを苦に感じない人、ルールや文化に適応できる人が向いています。
・上京・進学で知り合いがいない人:最初からコミュニティに属せるので、孤独感が少なく、生活にもなじみやすいです。
・ある程度の規律があったほうが生活が整う人:門限や食事時間などの生活リズムがあることで、生活習慣が安定しやすいです。
・国際交流に興味がある人:国際寮や交換留学生とのルームシェアなど、寮によってはグローバルな体験も可能です。

一方で、「人付き合いが苦手」「静かな環境が好き」「自分の空間にこだわりたい」といった人は、一人暮らしのほうが合っているかもしれません。

節約だけじゃない|学生でも「稼ぐ手段」を知っておこう

学生寮は、家賃・光熱費・初期費用を大幅に抑えられる、非常に優れた節約手段です。実際、大学が運営する寮や県民寮では、月2〜5万円ほどで生活が成り立つケースも多く、金銭面の負担を大きく軽減できます。

しかし、節約だけで大学生活が充実するかというと、そうとも限りません。

大学時代は、授業はもちろんのこと、旅行に出かけたり、学内外の活動に参加したり、自分の興味関心を深めたりと、とにかく動き回ることが大事な時期です。ですが、動くには当然、お金がかかります。

だからこそ、「お金を稼ぐ手段」も持っておくことが重要です。そこで提案したいのが、「長期インターン」という働き方です。

長期インターンとは

長期インターンとは、「有給で長期間(約6ヵ月以上)、実際のビジネスの現場で就業すること」を指します。
大学生でありながら企業に所属し、正社員と同じような業務を任される点が特徴です

多くの企業では、以下のような条件で募集されています。
・週3日以上・週20時間程度の勤務
・最低3〜6ヶ月以上の継続
・業務内容は実際の社員と同じ

ただのおしごと体験ではなく、企業の一員として働きながら成果を出すのが長期インターンです。

長期インターンでは月10万円程度の給料がもらえます

長期インターンは有給であり、時給も1,200円〜1,500円程度が一般的です。スキル・経験によっては時給2,000円台で働いている大学生もいます。

長期インターンの毎月の勤務時間は、80時間程度が相場です。ですので【毎月10万円】程度のお給料をもらうことができます。
さらに長期インターンでは、アルバイトとは異なり、働きたい分だけ働ける場合※が多いため、例えば月100時間以上働くことも可能です。その場合には【月15万円】も十分狙えます。

※労働基準法などの法令に基づく範囲内です。契約体系は原則アルバイト契約となります。また企業の方針により、一部条件が変わる場合もございます。

シフトが削られる心配なし、だから安定して稼げる

一般的なアルバイトとは違い、長期インターンには「シフト制」という概念が原則ありません。

働き方の特徴は以下のとおりです。

①自分の担当業務を持ち、自主的に進行
②勤務時間を増やせば、その分裁量ある業務を任せられる
③忙しい時期は調整しやすく、オンライン対応も可能なケースが増えている

このように、「安定して収入を得ながら、自由度高く働ける」という特徴も長期インターンの大きな魅力です。

お金だけでなく、ビジネススキルも身につきます

長期インターンでは、会社の一員として社員と同様に働きます。そのため、実践的なビジネススキルを実務を通じて身につけることができます。

長期インターンでは、主に以下の職種ではたらくひとを募集しています。
・営業・セールス職
・マーケティング・広告職
・コンサルティング職

これらの仕事は、大学卒業後に皆さんが会社に入って行なうものとまったく同じです。そのため長期インターンでの実務経験は就活などでも高く評価されます。また将来副業をする際にも活きる経験でもあります。

つまり、働きながら、同時に就活対策・キャリア形成ができるのが長期インターンというわけです!

「ラクして稼ぐ」はNG。責任ある仕事に向き合う覚悟が必要

長期インターンでは、基本的に社員と同等レベルの責任を持って業務にあたることになります。言い換えれば、「アルバイトよりも成長機会は大きいが、求められるスキルや姿勢も段違い」ということです。

そのため、「ラクにお金を稼ぎたい」という姿勢で参加するのはおすすめできません。

そもそも長期インターンには、「将来に向けてビジネススキルを磨きたい」「社会人の前に実力をつけたい」といった目的を持つ学生が集まっており、企業側もそうした意欲を前提に学生を受け入れています。

だからこそ、お金だけでなく「成長の場」としての意識を持って参加することが大切です。
「同じ時間働くなら、お金も貯まって将来の力にもなる方がいい」——そんな思考で臨むと、モチベーションも維持しやすく、企業からの信頼も得やすいでしょう。

自分に合った長期インターンを見つけよう

"ここまで見てきた通り、長期インターンは「お金をもらいながらビジネススキル・経験を身につけられる成長の場」でもあり、大学生にとって魅力的な環境です。

しかし、自分に合った長期インターンを選ばないと、せっかくの経験が“ただの苦痛”になってしまうこともあります。

たとえば…
・企業によってはアルバイト同然の単純作業しかさせないこともある
・事業の成長フェーズや業務量によって、柔軟な勤務調整が難しいケースも
・「なんとなく」で選んだ結果、業務内容が合わずにやりがいを感じられない

また最近では減りましたが、ブラックな長期インターンも実際のところあります。

長期インターンは「1社で、平日週3日以上×6ヶ月以上」働くのが基本です。だからこそ、自分に合った企業を慎重に選ぶことがとても大切です。

Intern Streetなら、あなたに合った企業を一緒に見つけられます

長期インターンを募集する企業も急増しており、その中から「本当に自分に合った企業」をひとりで探し出すのは至難の業です。

・「気になる企業はあるけど、実際の働き方がイメージできない…」
・「長期で働けるか不安だけど、成長はしたい…」
・そんなときは、Intern Streetの面談をご活用ください。

Intern Streetでは、皆さんの目的や希望を丁寧にヒアリングしたうえで、一緒に「本当に合う企業」を探していきます。

たとえば…
・大学生の長期インターンの受け入れに慣れている企業に絞って企業をご紹介
・就活前にビジネススキルを磨きたい方には、営業・マーケ・企画など希望に沿った職種をご紹介
・少し難易度は高いが、スキルも給料もがっつり得られる企業をご紹介
などといった形で長期インターン先をご紹介することも可能です。

自分で選ぶのが不安な方こそ、一度ご相談いただきたいサービスです。


Intern Streetの強み

・プロのキャリアコンサルタントが完全フルサポート
・サービス開始から9年目、これまでの長期インターンの成功・失敗例をもとに、最適な意思決定を提案
・スタートアップや長期インターンに精通した担当者が、業界・企業の実態をお伝え
・自分のやりたいことや参加したい長期インターンの条件を改めて明確にします


長期インターン面談に申し込む

Intern Streetでは成長につながる長期インターン案件を多数ご紹介しています

【官民連携・地方創生】地域事業をコーディネートし、日本の課題を解決するインターン|一般社団法人RCF

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一般社団法人RCFは日本における社会や地域課題の解決に関するコンサルティング、支援企画の提案を行なう社会コーディネーターです。人材・産業・コミュニティ支援と言った幅広い分野の課題に取り組んでいます。

【プロジェクト例】
「復興応援 キリン絆プロジェクト」キリン株式会社からの寄付金に基づいた、東北を中心とした水産業復興支援事業
「UBSコミュニティ支援プロジェクト」UBSグループとの合弁による岩手県釜石市における住民主体のコミュニティ活動活性促進事業

現在は社会コーディネーター職で長期インターン生を募集しております。

【業務具体例】
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・代表訪問の同行、議事録の作成、提案作成
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【児童福祉・東証プライム上場】ITを用いて発達障害の子どもとその家族を支援するBizDevインターン|株式会社LITALICO

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LITALICO社は、障害のある方や発達に特性のある子どもたち、そしてその家族や関連機関を支援するため、多岐にわたるサービスを提供する企業です。
児童福祉の分野では、発達障害のある子どもや発達が気になる子どもを持つ保護者や関係者向けのポータルサイトを運営し、発達障害に関する情報提供、専門家への相談、保護者同士のコミュニティ機能、関連施設の検索などを可能としています。

現在は、児童プラットフォーム事業(LITALICO発達ナビ)部長直下のBizDev職で、長期インターンを募集しております。

【業務具体例】
・児童福祉市場の動向分析とレポート作成
・顧客データの整理・分析によるニーズの特定
・部長とともに、新規営業戦略の立案と実行
・営業活動のサポートと効果測定
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【2.5次元IP・月給30万以上可】エンタメ経済圏でキャリアを切り拓く経営企画インターン|株式会社ウタイテ

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ウタイテ社は、2.5次元IPのプロデュースからマネジメント、コンテンツ制作、配信、グッズ販売、イベント開催、ファンクラブ運営に至るまで、IPビジネスのバリューチェーン全体を一気通貫で手がける企業です。
インターネット上で活動する「歌い手」をはじめとする2.5次元IPクリエイターが創造活動に専念し、ファンと共に成長できるエコシステムを構築することに挑戦しています。

現在は経営企画職で長期インターンを募集しております。

【業務具体例】
・市場調査と競合分析:エンタメ市場のトレンドを分析し、競合他社の戦略を調査
・マーケティング戦略の立案・実行:SNSやイベントなどを活用したプロモーション企画の立案・実行
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