▼目次
ようこそ長期インターン個別面談へ。
今回は、せっかくの個別面談の機会を不意にしてしまってはもったいない、ということで、個別面談をより良いインターン紹介の場につなげていくためにこの記事をお届けしています。私たちはあなたにぴったりなインターンを紹介したいし、あなたも自分にぴったりなインターンを探したい。
お互いに同じ目標に向かっている気がしませんか?
ぜひ、お付き合いいただければと思います。
はじめに簡単な自己紹介をさせていただきますと、私たちIntern Streetは熟練の講師による個別面談を通じて、学生一人ひとりに合わせた長期インターンの紹介を行っています。
Intern Streetが個別面談をおこなう目的は大きく二つ。
①学生の本当にやりたいことを引き出し、精度の高い長期インターンを紹介すること
②スキルベースだけでなく企業風土との相性も踏まえて適性のある長期インターンを紹介すること
そしてこの他にも、Intern Streetではインターン生の活躍が期待できる企業を厳選しているため、InternStreetならではの優れた長期インターンをご紹介することが可能となっています。
とはいえ個別面談の時間は約60分。残念ながら私たち面談講師が学生一人一人と対話する時間は限られています。
この60分の中で面談講師があなたのことを全て知り尽くして一番ぴったりなインターン先を紹介する、というのは至難の技です。
そこで、60分という限られた時間の中で精度の高いインターンをご紹介するためには、自分が長期インターンに求めていることや、自分自身の志向性や経験(いわゆる学チカですね)、などが整理されている必要が出てきます。
では面談に参加する際、私たちは具体的にどんな事を意識し、どんな風にエピソードを整理していけばいいのでしょうか?
Intern Streetの個別面談で自分にとってぴったりな企業を紹介してもらうためには、自身の考えを整理しておく必要があるという話をしました。
ではどのように整理しておけば良いのか。ここでは企業がインターン生に求めているものを理解しておくことが鍵となります。
このセクションでは、長期インターンを採用したいと考えている企業の目線について解説していきます。
お察しの通り、企業はインターン生に何かを期待しているから採用活動を行っています。企業側が学生に期待することは主に以下の三つ。
①過去の経験にとらわれない、自由な発想やアイディアを取り入れることができる
②ゆくゆくは社員同様の活躍を期待している
③既存のメンバーだけでは取り組めていない、新しいプロジェクトを始めたい
つまり端的に言うと、どの企業も優秀な人材を求めているのが現状です。
ということはもし、あなたが「優秀な人材」であることを証明できたとすれば、採用につながる確率は段違いに高くなると言える気がしますね。
けれどもちょっと待ってください。「優秀な人材」とは、具体的にはどんな人たちを指すのでしょう?
長期インターン生を積極的に採用している企業の多くはベンチャー企業であり、Intern Streetも多くのベンチャー企業を学生に紹介しています。
企業によってインターンの採用像は異なりますが、どの企業においてもおおよそ通ずる採用要素というのが三つほど存在します。
ズバリ、「自走力」「素直さ」「コミット力」です。
なんと言ってもベンチャー企業ですから、ヒト・カネ・そして時間……。あらゆるリソースに不足が生じています。
そんな中で、オールを片手に必死になって小型ボートを漕ぎ、どうにか目的地にたどり着こうと日々前進しているのが彼らベンチャー企業です。ですからその分、課題は山積みですし、手付かずの業務や生み出されなければならないソリューションがたくさんあります。
正解や決まった仕事がない中で自分から主体的に課題を発見して手を動かして施策を打っていく「自走力」、学び取る「素直さ」、業務に深く携わるための「コミット力」。
Intern Streetの企業紹介に限った話ではなく、これらの素養を求めている企業は非常に多いです。
企業が求めている素養を理解するためには、その企業が置かれている環境や業務内容などを知ることが必要です。
これまで説明したことを参考に、自分が興味を持った企業について詳しく調べてみるといいでしょう。
長期インターンに応募する以上、大前提として長期インターンを志望するあなたなりの理由があるはずですし、少なくとも企業の採用担当者はそれを期待しています。
モノを売り込む上で重要なことは、ターゲットを絞り込む事です。
自分を売り込むターゲットが本当に長期インターンなのかを考えるために、もう一度自分のやりたいことを振り返ってみてください。
ある人にとっては長期インターンに参加することが必要かもしれませんし、ある人にとっては絵を描き続けることが必要なのかもしれません。
あなたが本当にやりたい事とそれを叶える手段が合致しているということはあなたにとっても企業にとっても大事な点です。
さて、あなたが長期インターンに参加する目的は見つかりましたか? それではあなたを魅力づけする語り方について書いていきたいと思います。
さて、ここまで企業の採用像についてお話ししましたが、今度はあなたの話をしましょう。
正確に言えば、「あなたの魅せ方」についての話です。
せっかく能力や実績が伴っていても、自分の魅力についてうまく語ることができなければ、インターンの採用、ひいてはインターンの紹介が難しくなってしまいます。これは非常にもったいないことですね。
ここからは長期インターン面談をより良い機会とするための、自分の魅力の伝え方について、書いていきたいと思います。
「学生時代あなたが力を入れて取り組んできたことを教えてください。」
これは面接などでは耳にたこができるほど聞かれる鉄板ネタです。
私たちもよく、面談に参加していただく学生にこの質問を投げかけます。
同じ質問をして意地悪くなっているのではなく、学生の志向性を推し測る一つの指標として、この質問を採用している訳です。
ここで学生自身が陥りやすいのは、自分が取り組んだ事の羅列だけで話が終わってしまうという事。
採用側が知りたいことは、「何をしたのか」という個別の経験だけではなく、
・PLAN(なぜその経験にチャレンジしたのか、目的は何か、どのような戦略、算段、計画を立てたか)
・DO(具体的に何をやったか、自分でやったこと、周囲を巻き込んだこと、それぞれ何をしたのか)
・CHECK(仮説段階で期待する効果はなんだったのか、実行の結果どのような課題、困難に直面したのか)
・ACTION(何を学び吸収したか、成果を出すべく如何にしてやり切ったか)
以上の四つが体系立って伝わる、あなた自身の独自のストーリーなのです。こうすることで、あなたの目的意識や行動力などをはっきりと面接官に伝えることができます。
このように過去の経験を整理することで、「これまではこんな経験をしてきた。だからこれからは長期インターンでこんな挑戦がしたい。」といったあなたなりの長期インターンに対する目的を考えることができます。
ぜひIntern Streetの個別面談に参加する前に、志望動機や経験を簡単に整理してみてください。
その土台をもとに、面談の時間を通してあなた自身がより魅力的に伝わるように一緒にブラッシュアップしていきましょう。
「長期インターンに何を求めるか」という志向性は、人により千差万別です。
AさんにはAさんの目的意識がありますし、あなたにはあなたの目的意識があります。
ここまで色々と書いてきましたが、私からお伝えしたいのは、その目的意識を偽らずに大切にして欲しい、ということです。
もちろん、企業の採用像というものがあり、時としてこの採用像に合わせたエピソード作りをすることもあるかもしれません。
しかし核となる目的意識はあなたの魅力でもありますから、ぜひ大事にしてください。
目的意識がはっきりと定まった際には、これを軸にエピソードを整理し、企業の選考の場でいかにして伝えるかを考えてゆくといいでしょう。
長々と書きましたが、ここで面談前のイントロダクションは終わりになります。
今回の記事が、あなたが長期インターンについて考える上で少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。
結論として、今回私があなたにお伝えしたかったことを一言でまとめるなら、
面談の場で自分を正しく伝えるために、採用目線を持って企業の求めていることを理解せよ!
これにつきます。そして採用目線を知るためには、その業界の特徴や求められる人物像を研究したりすることも非常な有効な手段です。
自分をうまくアピールしたいと言うことであれば、ぜひ今回ご紹介したPDCAのフレームワークを使って思考を整理してみると良いでしょう。
また、自分の興味のあるキャリアについて、実際に現場で活躍する先輩や知り合いが身近にいるのであれば、直接話を聞きに行くことはイメージを膨らませるチャンスです。
長期インターンという枠だけに捉われず、ぜひ様々なことにチャレンジしてみてください。
それでは個別面談でお会いできることを楽しみにしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。