就活の際に企業選びに欠かせない短期インターン、いつから始まるかご存知ですか?
今回はサマーインターン、ウィンターインターンがそれぞれいつから始まるのか、いつから動き出せばいいのかを解説します。
▼目次
就活の際の企業選びのために是非参加しておきたいのが短期インターン。
短期インターンとは1日~2週間の期間で開催されるインターンを指します。
1Dayだと企業説明や会社業務説明が、3日~2週間だとプロジェクト型課題解決体験が主な内容になります。
短期インターンの実施時期は大きく分けて2つ、夏と冬になります。
そのためしばしば「サマーインターン」、「ウィンターインターン」と呼称されます。
サマーインターンが実施されるのは【8月を中心に7~9月の期間】になります。
つまり、「大学の夏休み」の時期ですね。
大学によって差はありますが1~2か月の長期休みになることから1Dayインターンはもちろんのこと、平日3日連続や合宿形式の2週間連続のインターンなどもこの時期に実施されます。
1-1でサマーインターンは【8月を中心に7~9月の期間】で実施されると述べました。
サマーインターンはある程度集中して開催されるので、一定共通したスケジュールがあります。
では、サマーインターンに参加するまでにはどのようなスケジュールで進むのでしょうか。
★3月末-4月
この時期から徐々に企業のサマーインターンの実施要項が発表され始めます。
またGoodfindをはじめとする就活サービスで、独自ルートのサマーインターン選考が始まります。
Goodfindの場合、例えばDeNAのサマーインターンのエントリー締め切りは4月中旬、外銀の独自ルートのエントリーの締め切りは4月末~5月中旬です。
Goodfindのサマーインターン情報はこちら
★5月-6月前半
この時期にはサマーインターンを実施する日系企業の情報が出そろいます。
またGoodfindをはじめとする就活サービスのサマーインターンのエントリーは概ね【5月末~6月上旬】に全て終了するほか、就活サービスを使わない自社ルートのサマーインターンのエントリーも【6月】にはほとんど終了します。
★6月後半-7月
この時期はサマーインターンの選考が実施されます。
外資系企業を中心にGD選考や面接選考が1回ないし複数回実施されます。
またエントリー時には確定していなかったサマーインターンの開催日程が確定し公表され始めます。
そのため、学生はスケジュール帳などを駆使してサマーインターンの日程を調整し、必要に応じてサマーインターン参加の辞退連絡などを求められるようになります。
★7月後半-8月-9月前半
この時期はサマーインターンが開催される時期です。
学生は引き続きスケジュール管理や体調管理などに気を付けることが求められます。
早いに越したことはありませんが、目安としては【4月中旬-後半】遅くとも【5月中旬】には動き出しましょう。
一番早い人は3月頭からGoodfindのセミナーに参加するなどして準備をしています。
これを読んで早すぎると思った方もいることでしょう。
ここではなぜここまで早いのでしょうか?
●サマーインターンまでにするべきこと
サマーインターンまでには、①事務的な手続きと②サマーインターンを有効に活用するために必要なことの2種類の作業が必要です。以下簡潔に列挙します。
①事務的な手続き
・サマーインターンにエントリー(応募)
・ES(エントリーシート)の記入
・サマーインターン選考(課題提出や面接、等)
・スケジュール調整(複数のサマーインターンの日程が重なった場合)
②サマーインターンを有効に活用するために必要なこと
・サマーインターン参加の動機(そもそもサマーインターンに何故参加するか?)の思考
・サマーインターンで得たいものの思考
・サマーインターンで参加したい企業のリサーチ・情報収集
・サマーインターンをキャリア形成にどう活かすかの思考
特に②の作業は非常に時間がかかる作業です。
30分、1時間で答えがポッと出る類の問題ではありませんし、明確な答えが出る可能性も低いです。
しかしながらこの点がある程度整理できていないとサマーインターンを有効に活用することは出来ませんし、そもそも選考で受かることすら出来ません。
まとまって時間を取る必要はありませんが、日常的にこれらのことについては頭の中でぐるぐると思考を巡らせておく必要があると思います。
●サマーインターンまでどういうスケジュールを送るのか
上で見てお分かりの通り、サマーインターンまでにするべきことは大量にあります。
特に上記の②は時間が掛かるし、事務手続きと違って自己分析は明確な終わりがあるわけではないので、特に大変です。常日頃から考えている必要があります。
しかも学生の皆さんはサマーインターンの他にも、大学の授業・研究、課外活動、アルバイトなどとすることがたくさんあります。
そのため、全てのことを早め早めにこまめにこなしていくことが基本原則です。
例えば「サマーインターンのESを締切の3日前から書き始める」などと言うのはご法度です。
ここで皆さんにベースとなるサマーインターンまでのスケジュールをご紹介します。
このベースに皆さん個人の事情を加味して是非今ざっとスケジュールを立ててみましょう。
3月後半-4月前半 サマーインターンのことを意識し始める
4月前半-5月前半 就活サイトなどを通じてサマーインターンのリサーチ
4月後半-5月後半 インターンの応募、ES執筆・提出
5月前半-6月前半 インターンの選考に向けて、志望動機の整理などの自己分析
5月後半-6月後半 インターン選考 選考用にスケジュール調整
6月後半-7月後半 インターン選考結果発表 インターン本番用にスケジュール調整
7月後半-本番まで インターンをどう活用するかの自己分析
本番直後- インターン関係者に向けてお礼状など
ウィンターインターンは【10月から2月まで】実施されます。
サマーインターンと違い集中するのではなく、分散して開催されます。
大学の秋学期中の土日や2月の春休み辺りに開催する企業が多いです。
そのため秋冬インターンと呼称する人もいますね。
この時期になると外資系を中心に本選考に直結するインターンも始まりますし、通常サマーには出てこない日系大手の商社などもインターンを実施します。
2-1でも述べたようにウィンターインターンは分散して開催されるため、サマーインターンと異なり共通のスケジュールはありません。
そのため相対的なスケジュールを自分が受けたいと希望する企業のインターンと照らし合わせて考えなくてはいけません。
●相対的なスケジュール感
ウィンターインターンと言えども基本的にはサマーインターンと要する時間は同じです。
相対的には次のようにスケジュール感を持ちましょう。
★インターン本番3か月~2.5か月前
企業からウィンターインターン実施要項が発表されます。
複数回、ウィンターインターンを実施する企業は一番時期の早いインターンに合わせて実施要項を発表するので、早いところだと【9月後半から】発表します。
★インターン本番2か月前
ウィンターインターンの応募が開始されます。
★インターン本番1か月前
ウィンターインターンの選考が行われます。
繰り返しますがウィンターインターンは分散して開催されますのでご自身が受けたいと思う企業により大きく変わります。
ですが2-2でも述べた通り、複数回ウィンターインターンを実施する企業は一番早いインターンに合わせてインターンの実施要項を発表します。
そのため【9月後半辺りから】気になる企業の採用ページや就活サイトを閲覧しておくのが良いでしょう。
またウィンターインターンに向けてしなくてはいけないことは、サマーインターンと同じです。1-3を是非ご参照ください。
この記事では短期インターンの時期に関わる話をしてきました。
サマー・ウィンターどちらのインターンにも共通する話ですが、インターンの全体的な動向というマクロな視点と、自分の興味がある企業の詳細な情報というミクロな視点の2つを持つことが成功のカギとなります。
また、この記事では主に短期な動向を解説してきましたが、当然ながら個別の企業の情報を集めることも欠かしてはいけません。
是非積極的に情報を収集することを心がけましょう。
サマーインターンの情報はこちら (姉妹ブランドGoodfindに遷移します。)
長期インターンで力をつけたい方はこちら
他の記事を読みたい方はこちら