インターンで質問する時の極意とは?~質問の考え方や具体例を解説!~

インターンや就活で必ず求められるのが、企業についての質問です。逆質問の時間がたっぷりあっても何を質問してよいのか分からない,、OB訪問に、何を質問しに行けばいいか分からない、こんなあなたに質問の考え方を具体例を交えてお伝えします!

0.インターンで質問しなきゃと焦っているあなたへ

こんにちは。InternStreet事務局のボブです。
インターンに参加するために必ず通るのが「質問」です。インターンの選考中では、面接で逆質問を求められる場面はあります。また、インターンに参加すれば社員の方とランチを食べたり座談会の時間があったりなど、たくさん質問する機会があります。そのような貴重な機会を有意義に使いたいですよね。

今回は、インターンにおいてどのような質問をすればよいのか、また避けるべき質問などを具体的な質問例を交えながら紹介します。


1.インターンで質問するメリット

解説に入る前に、インターンを考えているあなたに敢えてお聞きします。
そもそもあなたがインターンに参加する目的はなんですか?

・企業/業界のことを深く知りたい
・早期内定がほしい
・同じような志を持った仲間と知り合いたい

上記のような目的を持った人が多いのではないでしょうか?
インターンでの質問は、上記の目的のうち主に「業界/企業理解」と「早期内定」の達成に有効です。


質問することにはこれらの目的に直結するメリットが3つあります。

▼メリット1
企業理解の役に立つ

企業理解とは事業内容だけでなく、社風や福利厚生などその企業に関する情報を知ることです。質問は、社員からその企業に関する生の意見を引き出せるという点で「企業理解」に大きく役立ちます。

▼メリット2
志望度の高さをアピールできる

インターンでたくさんの質問をすることで、志望度の高さをアピールすることができます。それは多くのことを質問することでその企業に対して高い興味があること、そこで働くことに前のめりであることを示せるからです。

▼メリット3
企業の人と仲良くなれる

インターン中にたくさんの社員と話すことで、企業の人と仲良くなれます。社員も人ですから仲良くなることができれば、一緒に働くイメージも湧きやすいと思います。ぜひとも積極的に質問をして、社員と仲良くなりましょう!


2.インターンですべき質問の考え方とは?

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基本的にインターンでは、どんな質問をしても良いと思います。しかし、質問の場で自分が何を知りたいのかを明確にする必要があります。さらにうまい質問をするには、知りたいことを自然に引き出す工夫が必要です。

その工夫の1つは、「誰に質問をするのか」を考えることです。

新卒の人と役員の方、また今の会社しか経験がない方と複数社経験している方では、同じ質問をしても返ってくる答えが違うことがかなりあります。例えば、今ある事業のビジョンや今後の展開について、社長に質問したならばスラスラと答えてもらえるでしょう。ではこれを新卒1年目の人に聞いた場合、社長と同じレベルで答えられるでしょうか?

新卒1年目の社員にこの質問をすることで実は社風が見えます。
もし答えることができたのならば、社長の考えが社員に共有されていることの何よりの証拠です。そこから社内のコミュニケーションが活発に行われている、社内全体が同じ方向を向いて仕事が出来ていると予想することができます。

このように「誰に質問をするのか」を考えることで、自分が知りたい質問の答えを自然に引き出すことが出来ます。これこそ質問で得られる最高の結果です。

さらに、このような質問の仕方で質問をすることで、自分がどれだけその企業に対して意欲的か、志望度が高いかをアピールすることができます。なぜなら、質問の意図が明確であることが相手に伝わると、その企業の深い情報にまでリーチしようとしていることが伝わるからです。

またこの質問の仕方をすれば、なぜその質問をしているのかが明確なので、面接官の目にあなたを優秀に映らせる可能性も上がります。

このように「知りたいことを自然に引き出す工夫」を考えることができれば、1章で述べた3つのメリットを最大限に感じることができます。

それでは具体的に誰にどんな質問をするのが良いのか紹介していきます。

3.インターンでするべき質問例~誰にどんな質問を~

上記で話した「誰に質問をするのか」を意識した質問例をその理由とともにいくつか上げてみます。

・誰に:中途入社の人
・質問:どうしてこの会社に入社されたのですか?
→他の会社と比べたときにどこがこの会社の良いところなのかが顕著に見えるから。
特に同業他社から移ってきた人だとなお良い。

・誰に:社長や役員クラス
・質問:将来の夢やビジョン、人生のゴールってなんですか?
→夢を聞くことで必然的に会社をどうしていきたいのか、具体的には事業売却したいのかもっと大きくして上場したいのかといった会社の将来像が想像しやすくなるから。
直接的に会社や事業をどうしたいのかと聞くと、大きくしたい、多くの人に価値貢献したいみたいなありきたりなことを言われることが多い。

・誰に:5年以上在籍している社員
・質問:業務ベースでどのようなことができるようになりましたか?
→この会社にいて身につくスキルがわかるから。この会社でしか使えないものなのか、どの会社でも使えるスキルなのかで市場価値は変わってくる。

・誰に:新卒1-3年目
・質問:今後今いる事業はどうなっていくと思いますか?またどうしたいですか?
→自分の事業のことをどれくらい深く考えているかがわかるから。これを深ぼっても熱く語れる人は仕事に満足行っている可能性が高いので、今の業務がその目標に直結しているもしくは目的意識がはっきりしているであろう。

・誰に:新卒2-3年目
・質問:入社前のイメージと入社後に働いてみてギャップはありましたか?
→就活生に対して見せるブランドと実際に中で働く差がわかるから。会社の説明会などではその会社の現状はわからないので、実際に働いた人の感想を聞くことでその現状を垣間見ることができる。

このように知りたいことを自然に引き出す工夫をすることで、同じ質問の数でも得られる情報量はかなり差が出るのではないかと思います。また単発でこれらの質問をするのではなく、返ってきた答えに対してどんどん深ぼっていくことで、さらにその会社やその人の考えが深まります。


4.インターンで避けるべき質問とは

インターンや就活ではよく聞くべきではない質問があると言われます。特に給料面や残業率などがその代表例です。確かに企業側の視点に立つとあまり言いたくないことかもしれませんが、就活生の立場からすると重要なことですよね。

結論、避けるべき質問はないと思います。

しかし聞き方や聞く場所には注意が必要です。
例えば、合同説明会や会社説明会、面接の場などで給料のことを露骨に聞くことはあまり印象としては良くないですし、何より答えてもらえないでしょう。しかし、OB訪問など個人的にクローズドな場所で会う場合は答えてくれる可能性はあるでしょう。

今はOB訪問のマッチングアプリなども出てきている中で、OB訪問をしやすい環境になっていると思います。そこで会いたい人を探して、聞きにくいことを質問するのが良いと思います。


5.インターンでは積極的に質問しよう!

いかがでしたでしょうか?質問をすることは非常に難しいことで、なかなか自分が欲しい情報が得られないことも多くあります。ですから「知りたいことを自然に引き出す工夫」を身に付けて本質的な回答や回答からにじみ出る裏側の考えを垣間見ることができます。あなたもこの質問力を身に着け、効率的な企業研究そして、内定を獲得しましょう!


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