【興味を軸に志望動機と勤務条件を考えよ!】長期インターンを始めるためにすべきこととは

 大学生の自己成長の場として、急速に普及している長期インターン。漠然と興味を抱きつつも、何から手をつければ良いか悩む方も多いでしょう。そこで今回は、長期インターンを始めるために必要な工程を解説します。
 結論から言えば、長期インターンの志望動機と勤務条件を考えることから始めることになります。しかし志望動機・希望条件は長期インターンを始めるうえで重要な要素であり、かつそれを考えるのは意外に複雑で大変です。 
 ですからこの記事では、成功の再現性が高い方法として自分の興味を基軸に考える方法をご紹介します。過去の成功事例も併せてお伝えしますので是非お読みください

自分の興味をベースに長期インターンの志望動機を考える

Intern Streetユーザーが長期インターンを始めるまでの思考

 過去のIntern Streetユーザーのうち成功事例と言える人たちの、長期インターンを始めるまでの思考の流れを大まかに整理すると、以下のようになります。
第0工程:興味に気づく・見つける
第1工程:興味をビジネスと繋がる
第2工程:興味を基軸に長期インターンでやりたいことを言語化する
第3工程:やりたいことができる長期インターン先を見つける
⇒⇒長期インターン開始

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長期インターンを始めるまでに考えるべきことー志望動機と勤務条件

 長期インターンを始めるには、大きく2つの要素を考えねばなりません。1つ目は長期インターンを経て何を得たいか、どのようになりたいかという志望動機、2つ目はどの企業で働くか、どのような業務を担うかという勤務条件です。先述の思考プロセスではそれぞれ第2工程、第3工程がこれに相当します。

 この両者のうち、特に重要なのが志望動機です。志望動機が定まらないことには勤務条件も決められませんので、まずは志望動機から考え始めましょう。

長期インターンありきでは考えるな

ただし長期インターンを始めることありきで、いきなり志望動機を考え始めると、ほとんどの場合で思考が深まらず頓挫します

 長期インターンの選考では、みなさんの成長の伸びしろ・ポテンシャルが判断されるわけですが、その伸びしろ・ポテンシャルは志望動機から判断されることが多いです。ゆえに思考が浅いままではそもそも選考を通過できません。また仮に運よく選考を通過し、長期インターンを始めても「何か求めていたものと違うな」とミスマッチを感じることになる場合が多いです。

 最も望ましい状態は自分のやりたいことをやろうとして、結果的に長期インターンという手段を選ぶことになった状態です。目的達成のために様々な手段を比較検討した結果、長期インターンが最適手段であるという結論にたどり着くのが理想ですね。

自分の興味に向き合うことから始めよ

 ではどうすれば理想的な形で、長期インターンの志望動機を考えられるのか。
 過去の長期インターン成功者の事例を分析してみたところ、ほぼ全ての方が志望動機の前提として「ビジネスに対する興味」を持っていました。いろいろなきっかけでビジネスに対して興味を抱き、その興味を満たす環境として、結果的に長期インターンを選んだという感じです。これは就活中の大学3-4年生でも、新しいことに挑戦したい大学1-2年生でも同じです。

 そこでこの記事ではまずやること・思考の第1工程として「興味をのタネをビジネスと繋げる」という過程を設定してみました。

 参考事例として、Intern Streetの長期インターン生の思考プロセスをご紹介します。

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 それぞれ整理してみると
【1人目の場合】
[興味] 本で出会った行動経済学
[長期インターンでやりたいこと] 人間の経済行動を誘導してみたい
[勤務条件] マーケティング(=人の消費行動の設計)ができる長期インターン先
【2人目の場合】
[興味]ーホームステイきっかけで学び始めたスタートアップ環境事情
[長期インターンでやりたいこと]ー日本のスタートアップ環境を改善したい
[勤務条件]ースタートアップの人材採用支援ができる長期インターン先
というように、3つの工程を経て思考を進めていることが分かります。

 このような流れで、まずは自分の興味を基軸に長期インターンの志望動機を考えられると良いですね。なお志望動機が固まると、勤務条件は自然と決まります。

次号は各工程の具体的な進め方を紹介します!

 今回の記事では、長期インターンを始めるにはまず志望動機と勤務条件を考えることから始めると良いということを説明してきました。その中でも長期インターンの志望動機は最優先で考えましょう。
 ただし、いきなり長期インターンの志望動機から考え始めると、思考が深まりにくいので多くの場合挫折します。そこで過去の成功者の事例を見ると、多くの方がビジネスにつながる興味を持っていて、それを解消するための環境・手段として長期インターンを志望していました。
 このように自分の興味を基軸に長期インターンの志望動機を考えることで、思考を深めることができますから是非参考にしてください。

 そして次号の記事では今回ご紹介した思考プロセスの各工程について、具体的にどのように進めれば良いのかを解説していきます。是非こちらも参考にしてください。
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 なおIntern Streetでは、興味を基軸に長期インターンの志望動機を考えることをお手伝いするために、30分程度のカジュアル面談を実施しています。
・やりたいことがうまく言語化できない
・そもそも興味を持てるものがない
・もっと他の人の事例を知りたい
という方は、こちらも併せてご利用ください。(カジュアル面談についてはこちら)

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