インターン参加時のお礼状、お礼メールを例文付きで解説

お世話になったインターン先にお礼状を出しましょう!

1.インターン参加後のお礼状の目的と意義

今回はインターン終了後に出そうと考える人が多いお礼状に関する記事です。

インターンに参加してみてよい学びが得られたり、はたまた同じ志を持つ優秀な同年代の学生と知り合ったり、いろんなことを経験できたと思います。
そのような有意義なインターンを提供してくださった企業に対してお礼を伝えることは大事なことです。

しかし、いざお礼状を書こうと思うと、

・お礼状は手書きが良いのか、メールが良いのかわからない。
・手紙の書き方やルールがわからない
・かしこまった表現に自信がない

といった疑問が出てくると思います。

このようなお礼状に関するよくある疑問について解説していきます。

1-1.インターン参加後お礼状は必要なの?

インターンに参加した後お礼状を必ず出さなくてはならないというわけではありません。
現状では、特に1Dayのインターンなど短めのインターン参加者のほとんどはお礼状を出していないようです。
しかし、周りの人が出していないからといって出さなくていいやと思ってしまうのは非常にもったいないです。
あなたにもメリットはあるので、ぜひ良い経験をさせていただいた企業の方に感謝の気持ちを伝えましょう。

1-2.インターンのお礼状を出す理由

お礼状を出す理由は「インターンを開催してくださった感謝の気持ち」を伝えることです。
また感謝の気持ちを伝えることで、企業の方に対して志望度の高さをアピールすることもできます。

1-3.インターンのお礼状を出すメリット

①企業の方に良い印象を与えることができる
たとえ短い時間だったとしても、お礼の言葉を形に残して伝えるだけで企業の方はあなたに良い印象を抱きます。あなたも後輩に受験の相談や学校生活の悩み、恋愛相談などたくさんの相談にのってあげて、「感謝の気持ち」を伝えられたとき、その後輩に対して少なくとも悪い印象は抱くことはなかったでしょう。

②あなたの企業に対する志望度の高さをアピールできる
また、お礼状を通して企業の方とコミュニケーションの機会を自ら作ることで、あなたがどれくらいその企業のことを思っているかを伝えることができます。
インターンに参加してみて、どのようなことを学び、どこが良かったのかを明確に伝えることで、あなたの志望度の高さを具体的にアピールできることでしょう。

1-4.インターンのお礼状はいつまでに出すべきなの?

なるべく早く出すほうが好印象なので早めに出しましょう。
ベストはインターンが終了した日に文面を書き始めて翌日には出すことです。
封書の場合でもメールの場合でもとにかく早く感謝の気持ちを伝えることを念頭に置いて、お礼状の作成に取り組みましょう。

1-5.インターンのお礼状はメールがいいの?手書きがいいの?

正直、正解があるわけではありません。企業の雰囲気に応じて使い分けると良いでしょう。基本的には、相当伝統のある厳かな雰囲気の企業でない限りはメールでも失礼には当たりません。

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2.インターンのお礼状の書き方~手書き編~

お礼状の具体的な書き方を解説していきます。
この章の最後に具体例もありますので、参考にしてください。


2-1インターンの.お礼状の構成

①頭語
手紙は一般的に頭語から始まります。「拝啓」「謹啓」といった種類があります。

②時候の挨拶
頭語の次の行から書き始めます。時期ごとに様々な挨拶があるので、そのような表現を使う場合には注意が必要です。時期にとらわれることなく使える挨拶は下記のようなものがあります。

・貴社におかれまして、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
・時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このような時期にとらわれない表現を使うほうが、無難なのでおすすめです。

③本文
時候の挨拶の次の行から本文が始まります。本文には以下の内容を含めた構成にすると良いでしょう。

▼本文に含めると良い内容
・インターンに参加した感想
・インターンを通して学んだこと
・インターンで学んだことをどのように活かしていくのか
・感謝の言葉

本文では、具体的にインターンを通して得たものなどエピソードを交えつつ、感謝の言葉を述べましょう。しかし、あまり長すぎるのも失礼なので、適度な分量にまとめることをおすすめします。

④結びの挨拶
再度、インターン先に対して御礼の言葉を述べましょう。

⑤結語
手紙の最後は基本的に結語をつけます。具体的には、「敬具」「謹言」などです。

⑥日付
書いた日の日付を記入します。

⑦署名
大学名と学部と名前を書きます。

⑧先方の社名と担当者名
先方の会社名と担当者名を書きます。もし担当者名がわからない場合は、「インターン担当者様」などと記入しましょう。

2-2.インターンのお礼状の具体例

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3.インターンのお礼状の書き方~メール編~

3-1インターンのお礼メールを送る相手

インターンのお礼メールは基本的に「企業の人事担当者」に送ります。

人事担当者の個人アドレスが分かれば、Toにその人のアドレスをCCに人事部署のアドレスを入れましょう。送信先は「企業名 個人名 CC: インターンシップご担当者様」というように記載するのが望ましいです。

人事担当者の個人アドレスが分からないならば、Toに人事部署のアドレスを入れましょう。送信先は「企業名 インターンシップご担当者様」というように記載するのが望ましいです。


3-2.インターンのお礼メールの注意点

①本文はダラダラ書かない。
特に字数の制限はないものの、あまり長く書くのは良くないです。
手書きのお礼状のように感謝の気持ちを具体的なエピソードを交えて書くべきなのですが、長すぎないようにしましょう。

②自分の名前・署名を最後につけよう
本文の最後に自分の名前と署名を入れるようにしましょう。
本文の終わりに自分の苗字を入れるのはもちろん、「フルネーム、大学名、メールアドレス」を記載した署名を書くと親切です。

③トピックごとに改行と段落分けを心がけよう
とにかく見やすく、読みやすいレイアウトになるようにしましょう。企業の方々は毎日たくさんのメールを読んでいます。もし文面が見づらかったら読む気が失せますよね。相手の立場に立って、あなたがどんなメールを貰ったら嬉しいかを考えながら作成しましょう。

3-3. インターンのお礼メールの例文

件名: 8月10日開催貴社1Dayインターンの御礼/××大学 山田太郎

スローガン株式会社
インターンシップご担当者様

こんにちは。
8月10日に貴社本社で開催された1Dayインターンシップに参加致しました
××大学の山田太郎と申します。

今回は1Dayインターンシップのお礼をお伝えしたくご連絡致しました。

改めまして先日は貴社のインターンシップに参加させていただきありがとうございました。

インターンシップを通じて貴社が掲げるミッション、事業内容等を
理解することが出来ました。

特に貴社がコンセプトとして掲げておられた「才能の最適配置」という言葉が
自分の持つ課題意識に近いものとして感じられ非常に共感が持てました。

インターンシップを通じて感じた貴社の人材業界への考え方や
新産業創出への意識の持ち方等を今後の自分のキャリア形成に役立てたいと思います。

貴社の採用選考が開始された際には、是非挑戦してみようと思います。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

山田
__________________________
山田太郎
所属: ××大学△△学部3年
メール: oooooooooooxxxxxxxxxx@gmail.com
(電話番号: 080-xxxx-oooo (携帯))
__________________________

4インターン参加後には.お礼状を書いて感謝の気持ちを伝えよう

いかがでしたでしょうか?インターンに参加して、たくさん学び有意義な時間を過ごされたと思います。ぜひともその気持ちを企業の人にも共有しましょう。もしかしたらそこからいいご縁が生まれるかもしれません。

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