2019.05.14

長期インターンは意味が無い? 長期インターンとキャリアは結び付くか?


長期インターンが本当にキャリアに結び付くかどうか、イマイチぴんと来ない人は多いのではないでしょうか。長期インターンが世の中に浸透しつつある今、周りに流されて始めるのではなく、自分で意味を見出してから始めたいですよね。この記事では、長期インターンがどのように皆さんのキャリアに結び付くかを解説し、長期インターンは意味無いのではないか?という不安を払拭していきます。

<目次>
1. 長期インターンの持つ最大の意味
 1-1. 自信を持った意思決定ができるようになる
2. 学生の内に、目指したいキャリアの方向性が見える
 2-1. 初体験による視野の拡大
 2-2. ロールモデルによる夢の具体化
 2-3. 成功体験による自信創造
3. 学生の内に、ビジネス業務を自分で考え、実行する力が付く
 3-1. 圧倒的早さでの技術の習得
 3-2. ロールモデルからの吸収
 3-3. 自力で解決することを求められる環境
4. まとめ

1. 長期インターンの持つ最大の意味

1-1. 自信を持った意思決定ができるようになる

長期インターンに取り組む上での持つ最大の意義はズバリ「学生の内にキャリアに関わる意思決定を、自信を持って出来るようになる」ことだと考えます。
「キャリアに関わる意思決定」とは社会に出る時・出た後に訪れる様々な転機で、どのような選択をするのか決定することです。

長期インターンを経験するとこういった転機で、意思決定を自信をもって行えるようになります。
なぜならば「学生の内に目指したいキャリアの方向性を見える」そして「学生の内にビジネスにおける業務を自分で考え、実行する力を付けられる」という2つの理由があるからです。

「目指したいキャリアの方向性」と「自分で考え、実行する力」という2つのキーワードについて例えるならば、「目指したいキャリアの方向性」が目的地・道路であり「自分で考え、実行する力」が交通手段・運転技術です。
次の章ではこの2つについて深掘りしていきます。

2. 学生の内に目指したいキャリアの方向性が見える

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前章でも書いたように「目指したいキャリアの方向性」はいわば目的地・道路です。
これが無い状態では、意思決定がふわふわした曖昧なものになるだけでなく、後になって致命的なキャリア形成の失敗に繋がる危険性を持っています。
そのため出来れば本格的にキャリア形成を始めるまでにキャリアの方向性を見出したいですよね。

とは言うものの、そもそも「目指したいキャリアの方向性」をビジネス経験無しで考えるのは非常に難しいです。
自分は何が好きなのか、向いているのかは経験を積まないと分かりません

長期インターンはその経験を得る絶好の機会です。
長期インターンでは「挑戦→経験蓄積と視野の拡大→ロールモデルを通じた理想像の具体化→成功体験による自信→新しい挑戦」という循環を行えます。
長期インターンこの循環を繰り返すことで経験を蓄積するため学生の内に「目指したいキャリアの方向性」を見つけることが出来ます。

2-1.経験蓄積と視野の拡大

目指したいキャリアの方向性が分からない人の最大の理由はビジネス経験の不足です。
そもそもビジネスとは何なのかがわからない状態で、自分はビジネスにおいて何をしたいのかわからないのは当然です。

多くの学生はこのビジネス経験不足という課題を解決しようと短期インターンやOB訪問に参加しますが、これらの機会で得られるのはビジネス知識でありビジネス経験ではありません

長期インターンは学生がビジネス経験を積める数少ない学生活動の1つです。
それも長期インターンではビジネス経験を、皆さんが思う以上に広く、細かくかつ大量に蓄積することが出来ます。

こうしたビジネス経験の蓄積は必ずキャリアの視野を確実に広げます。
長期インターンで本気で業務に取り組むことを通して、今まで知りえなかったビジネスの現実を知ることができます。

例えば、「メディア運営には、記事作成や広告、サイトのUX/UIの改善と様々な仕事がある」「コンサルと営業は実は似たような仕事で、どちらも良く良くクライアントの話を聞く必要がある」「イベント運営では、コンセプトや集客のターゲット設定、予算案、投影資料など細部にまでこだわる必要がある」と言った新しい発見があります。
これらの発見から自分の得意分野・苦手分野や好き嫌いが見つかり、だんだんと自分がやりたいことが見つかるのです。

2-2. ロールモデルを通じた理想の具体化

長期インターンでは、自分の理想に近いキャリアを実現している人と出会うことが出来ます。
彼らの働き方、考え方は全て自分にとってのロールモデル・手本となりとものであり、彼らから教育を受けたり共に働くことで、自分が「やりたいこと」「身に付けるべきこと」が明確になっていきます。

例えば、「人に情報を分かりやすく伝えたい」という思いを持ってマーケティングの長期インターンを始めた姿を想像してましょう。
そして入ったマーケティングチームには自分がやりたい仕事をしている・なりたい姿である社員がいるとします。
するとその社員から「伝えたい情報の筋道・論理をどう組み立てているか」「具体例をどのように情報に差し込んでいるか」「ユーザーの注目を惹くためにどのようなテクニックを使っているか等を教えてもらえたり、見て学べたりします。

またその社員と自分を比較して、「今の自分には何が足りないか・今後何をすべきか」を客観的かつ具体的に感じ取ることも出来ます。

ですからそのロールモデル・手本に自分の漠然としたやりたいことを投影することができ、それを繰り返すことで具体化が出来ます。
またその夢を実現するために「何をするべきか」を具体的に自覚することが出来ます。

この「やりたいこと」「すべきこと」の具体化を繰り返すことで広がったキャリアについての視野を自身の理想に沿って絞ることが出来、かつそのキャリアの方向性に形を付けることが出来ます。

2-3. 成功体験による自信創造

長期インターン生として業務に携わり努力をすると大なり小なりビジネスにおける成功体験を得ることが出来ます。
この成功体験を積み重ねると「自分でも通用する」というビジネスに関する自信を獲得できます。

この自信によって自分で決めたキャリアの方向性に自信を持つことができ、次の新たな挑戦に一歩踏み出すことができます。

このように長期インターンを通じて「挑戦→経験蓄積と視野の拡大→ロールモデルを通じた理想像の具体化→成功体験による自信→新しい挑戦」という循環を回すことで、「目指したいキャリアの方向性」を更新・具体化・自信付けすることが出来ます。
こうすることで納得のいく「目指したいキャリアの方向性」を学生の内に見つけることが出来るのです。

3. 学生の内にビジネス業務を自分で考え、実行する力が付く

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1章でも書きましたが、「自分で考え、実行する力」はいわば交通手段・運転技術です。
せっかく「目指したいキャリアの方向性」が決まってもそこに向かう手段・能力が無ければその方向性はまったくの絵に描いた餅になってしまいます。

長期インターンはそんな手段・能力を学生の内に身に付けることが出来る絶好の機会です。その理由を、すぐに理想のキャリアを実現したい学生に向けて解説します。

3-1. 圧倒的速さでの技術の習得


学生の皆さんのほとんどは長期インターン以外にも、大学の授業・試験・ゼミや就活、サークル等の学生活動に時間を割かなくてはならないですよね。
一方でベンチャー企業は「時間と人手が足りていない」ため、長期インターン生には早く仕事に慣れて独り立ちし、自力で仕事を進めてもらうことを期待しています。

そのため長期インターン生は圧倒的な速さで技術を習得することになります。
その速さは、一般的な新卒社員が3年かけて学ぶことを6か月で学ぶペースと言われています。

短期集中型の教育を実現するために、ほとんどの企業が長期インターンの教育にOJT方式(On-the-Job Training 実務を通した教育)を採用しています。そのため「学んだことをすぐ実務で利用し結果を知る」という最も実践的なやり方で技術を身に付けられます。

3-2. ロールモデルからの吸収

2-2でも述べましたが、長期インターンではロールモデル・手本となる人と出会うことができ、さらに彼らから教育を受けたり、彼らと共に働いたりできます。
そのためロールモデル・手本となる人から様々なことを吸収することが出来ます。

彼らから吸収できるものは大きく分けると「スキルセット」「マインドセット」です。
スキルセットとは課題はどこにあるか、どのような解決手段がいいか、をじっくり考える思考力、考え付いた解決策を結果に結び付ける実行力のことを指します。
マインドセットとは例えば「仕事をするのは自身のビジョンの達成のためだ」とか「今している業務は市場開拓に繋がっている」といったような仕事に対する心構えや考え方のことです。

近頃は「スキルセット・マインドセットの向上」が優秀なビジネスマンになるための必要な条件として注目を浴びており、これらの向上のために様々な機会が提供されるようになりました。
中には学生向けのもありますが、そのほとんどがスキルセットだけ、マインドセットだけを別々に向上させるものです。

学生がこの両者を複雑に絡めて向上させることが出来るのは、長期インターンでロールモデルから吸収するという手段によるしかありません。

3-3. 自力で解決することを学べる環境

3-1でも少し述べましたが、長期インターン生は限られた時間で結果を出さなくてはいけません
そのため手取り足取り教えてもらったり、社員や先輩インターン生の指示を待って動いたりする段階は早々に卒業しなくてはなりません。

通常の場合長期インターン生は、遅くとも2か月程度で最低限の業務を自力で行うことが求められます。
そうすると皆さん1人でPDCAサイクル(Plan・Do・Check・Action 計画・実行・評価・改善)を回さなくてはいけません。

そういうタフな環境で働くことを通じて、「自分で考え、自分で行う」力が自ずとついてきます。
中には長期インターンを終わる時には既に起業できるレベルの「自分で考え、自分で行う」力を付けている学生もいます。

このように長期インターンには「自分で考え、実行する」力を身に付けるための「技術取得プロセス・人・環境」が揃っています。

4. まとめ

キャリアというものは、方向性を決めるのも自分、実現させるのも自分、という性質を持っています。
こう考えると不安になりますが、逆に言えば自分で方向性を決めて、実現させることが出来れば納得のいくキャリアであると断定することが出来るのです。
そのためには自信を持って意思決定をすることが必須です

長期インターンを通して得た意思決定能力は様々なキャリアに関わる転機で大きく活躍します。
是非長期インターンを通して学生の内に「キャリアに関わる意思決定を、自信を持って出来るよう」になってください。
そして学生を卒業したらすぐに理想のキャリア形成を始められるようになってください。

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